オフィスシオン名古屋 葬儀屋さんのたそがれ日記(2STAGE)

モモクロ狂のS。大和撫子のY。その他30名ほどのスタッフが日々の出来事で感じた事を書きおろしています(*^_^*)

茶道も葬儀も形式美!

2010年01月05日 01時20分45秒 | オフィスシオン名古屋
とても変なタイトルになってしまいました。

しかし内容は真剣に考えて

いますので、ご安心下さい。


私は陶磁器鑑賞が趣味なので

よく陶磁器資料館や美術館に

行く機会があるとご紹介してきました。

また古美術商のお店にも

よく出掛けることがあります。


最近ではそうでもありませんが、

最初の頃はお店の敷居が高く、

店頭で入ろうか止めようか

しばらく迷う事も再三でした。

思い切って店内に入ると

店の奥から店主が睨みつけるように

怪訝そうな顔つきで、私を捉え

「何か・・・ お探しでしょうか?」と

訪ねてきます。

「大根を一本下さい。」と言うわけにもいかず

「ええ、少し見せて下さい。」と思わず

生唾を飲み込みながら答えるのが

精一杯でした。


あれからしばらくの月日が流れ

馴染みのお店もでき、

陶磁器談義に時の経つのも

忘れ語り合うようになりました。

初めてお邪魔したお店で

今でも忘れることのできない思い出として

いきなりお抹茶を勧められ

茶道の作法のことなどほとんど

知らない私にとって

気が一瞬遠くなるような

思いで頂いた記憶がありました。


それでもたびたび頂くようになってからは、

お茶の味も少し分かるようになり

お茶碗を持つ手もしっかりしてきたようです。


いつしか「茶陶」と言う陶磁器の

ジャンルがあることを知るようになり

お茶碗以外にもいろんな陶磁器が

茶道に関わっていることも

分かるようになりました。


未だ茶道について知らないことが多く、

機会があれば御稽古教室に行ってみたいとも

思っています。

友達に茶道の宗匠のかたもいますが、

やはり御稽古代をきちんと支払って

勉強しなければ上達しないのではないかと

思っています。


さてご葬儀の形式、そこから生まれる「美」

というものを感じた事はありますか?

禅宗のご葬儀の場合、とりわけ両鉢と

言われるご葬儀では僧侶の方々の

所作がとても気になります。

列を成してご入場され、やがてご退場される

間の一連の所作はお寺様によって

かなりの差があり、思わず「美しい」と

言葉を発してしまうようなことも

しばしば見受けられます。


伝統と鍛練の繰り返しのなかで、

はじめて成せる技が「美」として

受け止められるようになるのでしょう。


現在この感覚を何とか家族葬にも

取り入れることができないものかと

取り組んでいます。

温故知新の考えかたを家族葬の中に

反映させたいのですが

皆様はどのように思われますか?




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