【ML251 (Marketing Lab 251)】文化マーケティング・トレンド分析

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「第10回CDショップ大賞2018」地方賞受賞アーティストフリーライブ(@渋谷チェルシーホテル)

2018年07月14日 | ミュージックソムリエ協会
今週は10日(火)に「第10回CDショップ大賞2018」地方賞受賞アーティストフリーライブ(@渋谷チェルシーホテル)を観てきました。
今年の「大賞」は米津玄師、昨年は宇多田ヒカルでしたが、個人の興味として「地方賞」が最も面白いと何年も前から感じてました。

“ポスト平成”のJ-POPの方向性は?
もちろん、私の文化マーケティング視点ではいくつも仮説があるんですが(そちらは有償の仕事上でのみアップしてます)、「地方賞」では時代の半歩か1/4歩先を行くアーティストとの出会いが経験できることもあったりするので、いいタイミングでした。
それが目的です。
アーティストのポジショニングや市場適合性、タイアップの親和性とかは、各アーティストさんのステークホルダーのお仕事、アーティスト(バンド)の習熟度を見極めサウンドの方向性を確立するのはプロデューサーのお仕事なので、いずれも私が考えるような必要はありません。
ということで気軽にユルりと体感してきたわけです。

FAITH(長野県)
これからサウンドのスケール感を広げていけば“化ける”気がします。
突出した“何か”が欲しい。
メンバーはまだ高校生なので先行きが楽しみです。
伊那市のバンドなので高遠好きの私としては親近感があります。

彼女 IN THE DISPLAY(福岡県)
メッセージとサウンドは固まっていますので、コアな表現要素と時代に合わせる柔軟性が課題になるような印象を受けました。
“彩り感”をどこまで多彩に出来るか?
この日の3バンドの中では、フロントマンが場の空気を創ろうとする意志が最も強かったです(よくある「聴いてください」というスタンスではなくって)。

ゆるふわリムーブ(広島県)
ポジティブな意味でのアマチュア感がある、つまりピュアな表現衝動とバンドイメージを感じました。
今までになかった“広島発”のバンドです。
豪雨被害の中、スタンドで軽油を給油できず時間ぎりぎりの東京着、大変でしたね。

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