化刧道

刧を化すは、霊光。
刧とは、業であり、人心の悪想念が地球に蓄積し、それが吹き出ると大きな災害を産むということです。それは、自然災害と成って現われることもありますし、人と人が争う戦争もその刧が因になるようです。

至聖先天老祖と云う神さまは、地球が未曾有の危機のたびに親切為る慈悲を以って顕現される神であります。
「いかに素晴らしい山河があろうと、塗炭に変ずる危機が人類に迫っていると。」
かつて６万年前の危機の時、老祖の玄光で救われた縁ある人は、５０万人。光を以って真経を授けられたようです。(文字や言葉が無い時代なのでスピリットにて）
輪廻の海を漂い、今現代で老祖の弟子となる者は６万年前からの縁によるとされています。

現在、宗教団体や神業団体では、様々な神事、神業等をして、災害を無くした等、自称されています。人類５％運動、感謝想起による防災意識等もあります。人が幸せになることを行うということは、尊いです。これは、否定できません。
しかし、それがカリスマを持つ教祖や先生の言うがままに、されているのであれば、本末転倒であるように思えます。
人は、他を救う前に自己を救わねばなりません。「修身斉家治国平天下」です。
天下を安寧しようとすれば、その前に国を治め、国を治めようとすれば、家族に安らぎを与え、家族を安らかにしようとすれば、先ず我が身を修めるということです。
自分自身を救えない者が他人を救うことは、出来にくいと思います。

災刧は、悪の気です。善気を以って相克するだけでは、完全に弭刧（潜伏する刧を先天の吹き出る前に消去すること）は出来ません。やはり、自分自身が自分に合った道で、自己の神に目覚め、地球意識と繋がり、その内なる魂の輝きで弭化せねばならないと考えます。
環境(他人）に左右され無い真の自分、真我を覚するということです。それが意識を超えた超意識と成り、陰陽、正邪を超える老祖の元霊と繋がり悪気を化すのです。

道院では、６人一組で北極真経を誦経し悪刧を化すことを定期的にされています。しかし、人が集まらなければ誦経出来ませんし、道院でしか唱える事は、禁じられています。
真我を得、霊光を発し、災刧を化す、人達の出現を希望いたします。

「天子より庶人に至るまで、壱是に皆修身を以って本と為す。その本乱れて末治まる者はあらず。」
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