令和五六七の年、元なり、始めなら五年も後、一ヶ月となりたぞよ。
六の年のめぐれば、六は万象崩壊、破壊と建設の動き激しく、地球、又、社会の修理固成厳しくなると示しておくぞよ。
扨ても明治二十五年旧正月、国祖国種立大神、三千年封じられて居りたが、世に出る年月契りの時来たり、丹波綾部の出口直殿の手を借りて、世の元の艮の金神の世が返り、梅で開いて松で治める五六七の世を開くと、膨大な筆先(神示)を現し、筆先の後も様々な神示(日月神示など)に神界の仕組みを現し、人類に伝えるべき事は皆言うてあるぞよ。
この年は令和五年(霊和五年)と言う、真に大きな節目の年であり、世界にもそれぞれの身にも、厳しき因縁が現れたが、ロシアとウクライナの戦争、中東の紛争、罪無き人民犠牲となり辛く悲しの事であるが、我が身が勝ちて、主張を通すまで、戦うなどというものであれば、人類は何ともならぬところまで、世界は荒れるぞよ。
六の年となれば、世界には大きな渦が巻き、地球も荒神の活動厳しくなるぞよ。
宗教思想を越えて、万民、生命の道に返り共存共生の世と開けば、未だ未だ、嬉し楽しの世が続くので有るが、皆我が身の勝つ事ばかり、考え勝っても、負けても、犠牲多きく、我が身も、相手も危なくなるような事ばかりいたして来た。
まことに、おろかな人類の歩みに気づかねば、ならぬぞよ。
我意志張り、我が身が楽を求めるばかりでは、益々荒れるぞよ。
もうそろそろ、皆が腹をわって、話し合い、お互いに慈しみ、こばりあい、助け合い、和の道を開けと申す中、人類よ、これをどうするかと、持たせてある、核兵器を使うような事になれば、人類は滅びると、そんな事は判る人民と思えども、戦を起こせば、相手を倒す事しか思えぬような、判断しか出来ぬようになるのが、人間の頭であるぞ。
この緑の地球を造り、草や木、生(は)やし、禽獣虫魚を住まわせ、その中に人類を住まわせて、万物万民共存共生の美(うま)し、国を築かんと、したのが、神界の四九三、図りでありたぞよ。
人類を襲う、獣もあり、毒虫もあるから、それを避ける為に知恵を授け、我を守る為に自我や欲を授けたが、その知恵や自我や欲が人間同士で、物金を奪い合い、殺し合うところまで、まいりたのであるぞ。
世の始め(縄文時代まで)は、人民が神の言う事を素直に聞きて(西欧も元はそうであった)恵みも、分け合い、助け合いて暮らしておりたが、知恵がある為、厳しい神の言葉に従うのみでは、我が身等の思うようにならぬと、段々と人間は神の言う事を聞かぬようになり、御陰は求め、恵みは取るが、次第に真の天地の元からの神々を封じ込め、人間の都合勝手を聞いてくれる神(思凝霊、人造宗教)のみを祀り、その末は、ローマやイスラムの帝国が絶対的な一神教の宗教を造り出し、宗教が、異なれば相手を悪神の如く申して争うようになりたのであり、真の神々を人民が下敷きにする時代となりたのであり、思凝霊や人民の我欲のおもむくままに、開いて来た今の世であるぞ。
宗教や思想違いで、辛く悲しい大戦を何度も繰り返しておりながら、未だ気づかぬのか。
また、神界はこの地球を保ってゆく為、修理固成の神業が進めてあり、風水火地震雷と、荒神を使いて、自然界には大小の災害が起こるのであり、神には結構なれど、人民は困窮いたす。
天地災は、人類の力では自在にならぬぞよ。
様々な試練浄化で気づけてあれども、人類の身にしみておらず、未だにむごたらしい、殺し合いの戦争をいたして、我主義、我意地張りて、争いておるぞよ。
その愚かな恐ろしい、やり方を掌返し(てのひらがえし)てみなされ、共に助け合い、足らざるは補いあえば、どれだけ楽しく豊かな世の中になるか。
我が身の我欲に、お互いにとらわれ、我も我もと求めるばかりで、お互いに苦渋の道を開いておる、今の人民であるぞ。
今のままでは、益々、厳しい争いの氣が浮かび上がりて来るぞよ。、
良く良く、神の言う事を聞きて、万民共生の平和の世を開きなされよ。
何時迄も、意地張りをいたしておると、天地の荒神は、地震雷、噴火の気づけも、起りて来るぞ。
令和六年、六の気が動けば、一段と破壊と建設の修理固成が激しくなるぞ。
瀬織津姫の神を始め、祓戸の神々の浄め、激しくなるのじゃ。
(注 瀬織津姫神=天照大神の荒魂 撞賢厳之御魂天疎向媛命とも称される。六甲山系を神体山とする。廣田神社の祭神である。仏教では弁財天となる、また八大龍王ともなる。天照国照日の出神の妃であり、水氣をもって浄化の力を発揮し給う。祓戸四神の筆頭である。東北早池峰山、十和田にも鎮まり給う。)
ロシアやウクライナの戦争、中東の紛争、日本地図に当てはめれば鳴門の渦の清めとなる事を知り、お互いに勝利と平安を求めつつ、お互いに辛く悲しい犠牲が増える事を真剣に考えねばならぬぞよ。
様々の荒事もある、八九十の四九三、越後から島原雲仙五島に通る、白山火山帯も動き、白山菊理姫の共存共生、括り結びの道、動きて来るぞよ。
卯の年を送り、辰の年を迎へ、艮金神、世界の根底から、立直しの神業、一段と進み、世界の動き一段と厳しくなる事を記しておくぞよ。
世界の荒波に、ほんろうされる、日本の国。
内の浄めも厳しくなるから、国の頭もよほど腹をすえて、おらねば、腰をぬかすぞよ。
言霊神也 ン。
令和六年一月七日示
龍華斎修聖拝写。