玄徳道

道を語るブログです。

平成三十一年一月八日 Θ三六九神示

2019-01-20 14:37:37 | 神示道


終わりなり。始めなる。

新しき年の始めであるぞよ。

始めも無く終わりも無き、はてしなき夢の如き、大霊界、大宇宙。

その中に悠久の時は流れ、その時々に、形ある物を生じその形ある物も、時と共に消えてゆく…悠久なる時の流れも、始めも無く終わりも無し、奇びなる大宇宙の四九三…。

人知では知る事出来ぬその四九三(しくみ)。

これ大元の神の意志の間の図りによるものであり、万霊万体の営みを生ず。

夢にして実、実にして夢の宇宙であるぞ。
 
さあ、平成の御世もこの三十一年で終わりとなり、新しき御世の始めとなるぞ。

皆、吉(よ)き世を望めどもEU崩壊のヨーロッパの事、中国やアメリカの事、ロシアや北朝鮮の事、中東の事、…これから如何に展開するか、計る事の出来ぬ世界の流れであるぞ。

されど神界あっての現の世、如何に世は荒れすさび渦巻くとても…様々の因縁の御魂の者を使い、荒事をもちて、これまでの世の誤りを立替、新しき世へと立直してゆく、大きな経練(からくり)、大芝居であるから、これより如何なる事が起こるとも、この事を決して忘れずに、希望の光で道を照らし、今、今、今を大切に生きてゆくのであるぞ。


扨て、修聖には、但馬から丹後へ帰りた三十年程前、七十八歳になりたら、世替わりの始まりと伝えてありたが、この年七十八となり平成の世も終わり、世界も大きく変わらむとする時を迎えたのであるぞ。

その先駆けと修聖、七十七歳となりた、昨年の十二月には、身を病み手術も受け、病いに苦しむ者の苦痛を身をもって体験させたぞよ。

神の取次をなす身は病む事も無く、不老不死の如く皆思うであろうが…神示の取次は、御魂の役目であり、肉体の因縁は誰も同じで、のがれる事は出来ず、因縁は浮かび上がりて浄化されてゆく事は皆、平等であるぞよ。

是で修聖も特別の人間で無い事、判ったであろうぞ。

人の身は、自我や欲強きもの、その禊ぎの為に「一度は、生きながら死んでくれよ」と申してあるぞ。

この度、修聖にもその事体験出来て結構でありたぞよ。

神に生かされてある身と申せ、活きてゆくには、身の因縁の浄化の為ら苦労もあり、病む事もある。

それを我、身魂の浄め成長の為と受け取りてゆくところに、現の世に生まれた修業も成り神人和楽の道も、開けて来るのであるぞ。

神を信じておれば、苦労や病も無く平穏に暮らせる等と言う事はないのであり、世界の事も、我が身の事もあるだけの因縁は浮かび上がりて浄化されるのであり、それを受け立つ覚悟が神への祈り、御任せの大事であるぞよ。

その覚悟出来れば大難を小難へ替えてまいるのが、神の守護であるぞよ。

原因結果が現の世の定めであるから、無難では人間の改心が出来ぬのであるぞよ。
 
さあ、苦しくとも辛くとも生かされてある、生命を大切に一歩一歩と前に進のじゃ…。

生きておれば景色も変わる…人の一生は時の流れに船を浮かべて河下りの如しじゃぞ。

思いがけぬ事も起こる時に泣き又笑い、悲喜こもごもの人生絵模様かみしめて歩むのじゃ。

世界の様を見て見よ。

未だに、戦争絶え間無き国もある…食物も無く餓死に苦しむ国もある…国を追われ住む所も無くさまよえる民……生きるが故に苦しむ者数知れず…その世界の中で、この日本の国は、如何に恵まれておるか…その恵みを忘れ、尚も都合勝手の事ばかり求める平和惚けの目を醒まし、その倖(しあわせ)をかみしめて、この日本の国に生かされて居る有り難き…国を守る神仏への感謝を決して忘れてはならぬぞよ。

利己主義(われよし)の為、争い荒れ狂う世界を救う為、この日本の国より、神人和楽の道を世界に開かねばならぬ神の四九三…日本の人民一人一人がその役目を持ちておる事を忘れてはならぬぞよ。

その事を忘れては、日本とても、神の、警告の荒事あるぞよ。


昨年十月十四日には、宇宙御中の大元の神氣は降る…天之橋立真名井(〇七五)神社の建て替えても成り、世の立替立直しの大なる型示しが成りたから、この年からは、神幽現の三界を立直し、万霊、万物、万民に御魂相応、その処を得さしめ、調和為す、地上天国を築きゆく道を開かねばならぬ時とめぐりたが、未だ未だ人類の利己主義の改心は成らず、浄化の為の荒事重ねる事となるぞよ。

世界維新の為には、まず自己維新が一歩であり、今、我行く道は辛くとも悲しくとも、それでも生かされてある事の、喜びを一つ一つと見つけて喜びの光、希望の光りに道を照らし歩む事であるぞ。

混沌として先の見えぬ世の中にも、神と人の和合により必ず光りが見えて来るぞよ。
 
冬来たりなば春遠からじ…冬枯れの野にも、すでに芽ぶきの用意ある亥の歳であるぞよ。

苦ありて楽あり、災いの転じて福と為す春を待つぞよ。

言霊神也

ン。


平成己亥三十一年一月八日


天橋道士 龍華斎修聖拜写。
コメント (2)
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