ゲリラ豪雨。

面白い名前をつけたもんだと思う。
日本って平和な国だよなって思う。

さておき。

これは明らかに「異常」気象だよな。
ここ数十年で見れば。

気象庁や民間気象予報会社はてんてこ舞いだろう。

しかしながら、これはもしかしたら必然なのかもしれない。

大気中の二酸化炭素濃度の上昇。
平均気温の上昇。
海流・大気循環の変化。
これらが複合的に地球という「おおきなサイクル」に作用した結果。

化学平衡という言葉がある。
高校時代、生物の先生が「世界の神様は不公平が嫌いだ」という説明をしていた。
これはまさに至言。
不公平を嫌い、平均化する方向へシフトしていくという考え方を持つと化学平衡もエントロピー増大も説明がつく（ような気がする）。
ということは、この突発的な豪雨も偏った環境を整えるための逆反応なのではないだろうか。

天候は地球というおおきな平衡系のなかの分かりやすい反応の一つ。
見えない反応がどこかでゆっくり進行していそうで、背筋がゾクっとした。