いつもと同じ朝。
もしかしたら、いつもよりも疲れていた朝。
目覚めてぬるいシャワーを浴びて、家を出た。
今にも痛みそうな頭を、大切に、でもすこし厄介に思いながら抱え込んで一日を過ごす。
自分の手が書いた日付を改めて眺め、ああ、と心のなかでため息をつく。
またぼくはあれから1年を過ごしたのだ。
何かが大きく変わるでもない。
ただの平凡な毎日。
それでもうっすら積もる埃のように、ぼくは歳を重ねる。
あなたの背中は相変わらず。
自信に満ちて、でも、人懐こそうに。
今年はあなたの好きなお酒を飲めそうにないから、とても残念。
帰りしな、激しい雨の中、ふと浮かぶ光景。
いつまでも覚えていようと改めて思う。
こんな夜はどこに行ったらいいのかな。
そんなことを思いながら、向かった夜の喫茶店。
好きな文庫本を抱えて、暖かいカフェオレを飲む。
ジャズアレンジのマイケル・ジャクソン。
気付けば本に夢中になっていて、我に返った時に流れていた音楽は
ノルウェイの森だった。
自分に足りないものが多すぎて、
少しだけイヤになった夜。
でも、気づかせてくれたのはあなたの背中だったのかもしれない。
そんなふうに思えた夜。
今宵はお付き合いできませんが、
元気になったら杯を献じます。
また、お会いできる時まで、しばしのお別れ。
もしかしたら、いつもよりも疲れていた朝。
目覚めてぬるいシャワーを浴びて、家を出た。
今にも痛みそうな頭を、大切に、でもすこし厄介に思いながら抱え込んで一日を過ごす。
自分の手が書いた日付を改めて眺め、ああ、と心のなかでため息をつく。
またぼくはあれから1年を過ごしたのだ。
何かが大きく変わるでもない。
ただの平凡な毎日。
それでもうっすら積もる埃のように、ぼくは歳を重ねる。
あなたの背中は相変わらず。
自信に満ちて、でも、人懐こそうに。
今年はあなたの好きなお酒を飲めそうにないから、とても残念。
帰りしな、激しい雨の中、ふと浮かぶ光景。
いつまでも覚えていようと改めて思う。
こんな夜はどこに行ったらいいのかな。
そんなことを思いながら、向かった夜の喫茶店。
好きな文庫本を抱えて、暖かいカフェオレを飲む。
ジャズアレンジのマイケル・ジャクソン。
気付けば本に夢中になっていて、我に返った時に流れていた音楽は
ノルウェイの森だった。
自分に足りないものが多すぎて、
少しだけイヤになった夜。
でも、気づかせてくれたのはあなたの背中だったのかもしれない。
そんなふうに思えた夜。
今宵はお付き合いできませんが、
元気になったら杯を献じます。
また、お会いできる時まで、しばしのお別れ。
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