FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

消える記憶/夢。

2007-04-19 23:04:59 | ろぐ
珍しく早起きをし、反動で眠くなった午後。
ここ数日は天気もよく陽射しも優しい。
抗うことにどんな理があろうか。

するりと布団へもぐりこみ、しばし夢の航海へ。

不思議だった。

8年前になくなった祖母が現れて。
手をつないで二人で散歩していた。
おいしいものを食べに行こうね、などと約束をしつつ。
家の近所を歩き続けていた。

気づけば夢は覚めていて。

ぼんやりと夢を解きほぐす。
さっきまでの左手の感触。
懐かしい祖母の顔。

祖母のことを考えるのも久しぶりだ。
命日だけは忘れないでいよう、と思っているのだが、普段の日々に祖母が登場することはまずない。
なにかのお告げだったのだろうか。
おいしいものを食べなさい、ということなのだろうか。

もう会えなくなった人のことは徐々に思い浮かばなくなる。
しかし、記憶が消えるというわけではないだろう。
印象深い表情や声・しぐさはいつまでもその人を形作り、海馬から呼びかける。

隠世と現世。

ぼくが忘れかけているとき、夢がその記憶を繋ぎ止めようとしてくれているのだろうか。

忘れてはならないことが少しずつ増えていく。
いかん、と気を取り直し。
また毎日は続く。

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