FEEL ambivalence

毎日、いろんなことを思います。
両極端な感じで。

両面価値。
同一対象に対する愛憎共存。

企業CMで思ったこと。

2007-03-22 01:44:55 | ろぐ
NTT東日本のCM、実はけっこうお気に入りなのだ。
こちらのサイトからフレッツシリーズや企業CMを閲覧できる。
NTT東日本 CM/広告ギャラリー

フレッツシリーズは先日、別の日記に書いたような気がするので、今回は企業CMのことについて。

当たり前のことを、当たり前に。
それはとんでもなく大変な作業だと思う。
企業CMには『全国一律』篇や『保守』篇がある。これらに描かれているのは決して大げさなことじゃなく、当たり前の風景を切り取っただけ。プロジェクトX系だとは思うけれど、こういうのは好き。
そのほんの一端を覗いただけで大変さが良くわかる。

支えているのは、繰り返される地味な作業。
それは積み重なって「当たり前」を、当たり前に。

障害が発生したとき、すぐに対応できるのはそれを見守る人がいるから。
望むサービスを申し込んだとき、それを提供できるのは叶える基盤があるから。

日々を支えながら、NGN構想についてどのように取り組んでいくのか。地域ごとの格差是正にどのように取り組むのか。課題は山積している。あらゆる方面からあらゆる苦情があるだろう。ぼくができることは、街の片隅で、さりげなく、それらの大掛かりなプロジェクトをお手伝いすること。
『娘の一人暮らし』篇で描かれている、「娘のところに光を入れたいんだけど」は大げさではない。ここ最近はこのような光景が毎日のようだ。巣立つ子を見守るご両親は、笑っていても不安と寂しさが眼の奥にあるように見えて、ぼくは少しでもお役に立ちたいと思う。ま、CMのように「すぐ手配いたしますのでご安心ください」とは言わないけれど(笑)ただ、ややこしくなってしまった通信関係のことを少しでも噛み砕いて、安心して情報技術を利用できるようになれば。そして、それらを支える人たちのイメージが少しでも良くなれば。

考えてみたら、世の中はこんなことでうまく回っているのだろう。
どんな当たり前も、それを支える人がいるから。
どんなときも。
どんな業種であったとしても、どんな些細なことだったとしても。
それらはすべてつながっていて、すべてはなにかに支えられている。

そう考えたら、日々の仕事も輝いて見える。
支えているのは、誰かの快適。誰かのうれしさ。
改めて感謝されることはなくても。

決してNTTマンセーというわけじゃないけど、
誹謗するくらいならむしろ尊敬したい。
どれだけのことを支えているのか、と。

世の中の働いているすべての人たちは眠気やだるさと戦いながら、それでもきっと一生懸命頑張ってる。さぼりてぇって思っていても、仕事だからって頑張ってる。

みんな、実はかっこいいんじゃね?



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