大体台湾、時々日本

台湾の日常生活

忘れられない先輩、話せば機関銃の事ばかり

2011-10-27 22:31:08 | スカウトの壷

カブスカウトの頃、とても面白い先輩がいた。

集会で会うと、いつもドイツ軍機関銃の話をしてくる。  こちらが全然わからなくても、ガンガン機関銃の話をしてくる。  カブスカウトの活動の話をされた記憶はぜんぜんないが、休憩時とか、活動中とか、とりあえず隊長の目が届かないときは、たえず機関銃の話をしていた。

時はテレビでコンバットやラットパトロールがやっていた時代なので、多少なりとも機関銃がどんなものであるかはしっているが、何とも専門的な話をするのだった。

そしてどうやら、彼が話す機関銃は人がもつタイプの機関銃ではなく、主に自動車とか飛行機に備え付けるような重機関銃というか機関砲の話を数字をまじえて話していたようだった。  話の佳境では、どんなに機関銃を撃つと楽しいような話を、彼自身とても興奮しながら話していた記憶がある。

子供なのにどっからそんな情報を得ていたのだろう?  とても不思議でちょっと怖い(笑)。  

幸か不幸かこの先輩はボーイスカウトまで行かなかったので付き合いは途切れるのだが、今となれば、彼もいい年をこいたオヤジ。  彼は今いったい何をやっているのだろう?  シカゴ何とかから、無稼動の自分の好きな機関砲でも買って家で大事にコレクションしているのだろうか?  それとも外国にでもいってバリバリと軽機関銃でも撃って楽しんでいるのだろうか?  彼は忘れられない先輩の一人だ。     

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