左/スペインのコリア・デル・リオという街にある支倉常長の像のタイル絵、中/支倉常長の像、右/気仙沼市にある足軽の一族の墓
シルクロード雑学大学の定例会、講座のお知らせ
講座: 「支倉常長と足軽、その『墓』の謎」
講師:長澤法隆(ながさわ ほうりゅう、シルクロード雑学大学主宰、フリーライター)
内 容:遣欧使節の支倉常長らがスペイン経由でローマへと渡ったことは、教科書でも教わっている。また、帰国後、支倉常長は52歳で亡くなったと教わっている。だが、支倉常長の墓と伝えられているのは3か所にある。また、支倉常長の死は51歳から84歳までと様々だ。一方、支倉常長と一緒にローマに渡った足軽の帰国後の消息に手掛かりはない。先祖は支倉常長と一緒にローマに渡ったと伝わる友人の実家の墓の謎を追い、スペインと日本を結んで、歴史と旅を楽しんでいる様子を話します。
講師プロフィール:新潟県生まれ。法政大学卒。1991年・1992年に敦煌からカシュガルまで西域南道をラクダで旅行。1993年「ツール・ド・シルクロード20年計画」を提案。中国の西安からローマまでを20回に分けて自転車で仲間と一緒に見聞。ユーラシア大陸と日本人の関わりの歴史に関心を持ち、支倉常長の遣欧使節に注目。歴史と旅を楽しむ定年後の過ごし方を提案している。東京都国立市在住。
左/「巡礼の道」を歩いいるスペインの高校生、右/気仙沼から持参したホタテ貝をもった巡礼者
日 時:2018年12月22日(土)15時~17時/予約不要
会 場:JICA地球ひろば 大会議室(東京都新宿区市谷本村町10-5、JR市ヶ谷駅下車 徒歩10分)
資料代:500円/誰でも参加できます。
備考:13:30~14:30には、2019年に計画している遠征の準備会議 (13:30~14:30)を行います。
主催・問合せ:シルクロード雑学大学 ☎042-573-7675 http://silkroad-tanken.sakura.ne.jp/
メールnagasawa_horyu○yahoo.co.jp(○を半角@マークに換えてください)
上左/スペインの教会の中にある墓に描かれた家紋のようなもの。足軽の墓と同じように月が描かれている、上右/スペインの教会の中にある博物館に展示されていた石、月の彫り物がある。
下左/サイクリングで「巡礼の道」を行く南米からの巡礼者、下中/巡礼路を行く参加者、下右/巡礼で訪れた教会
関心のある人は、下記の資料を参考にしてください。
「支倉常長 欧州使節もう一つの遺産 その旅路と日本姓スペイン人たち」は、Amazonで1200円くらいより。
「仙台領 キリシタン秘話 迫害と流血の記」は、Amazonで1000円くらいより。2冊本ですが、下巻にあたる「興隆期編」の値段は調べてください。現在はありませんでした。日本の古本屋というサイトにはあります。国会図書館にはあります。
「東北不思議探訪 歴史・民族の不思議を歩く」は、Amazonで900円くらいより。
「みちのくのキリシタン物語」は、Amazonで1000円くらいより。
「ヨーロッパに消えたサムライたち」は、Amazonで400円くらいより。スペインの南部にあるコリア・デル・リオという街には、「ハポン」という姓の住民が700名ほど住んでいる。スペイン語で「日本人」という意味だ。彼らは、先祖は日本人だという。スペインに留学以来このことを追い続けた著者の作品。
「東北のキリシタン殉教地をゆく」は、Amazonで400円くらいより。
「伊達政宗と慶長遣欧使節」は、Amazonで500円くらいより。これは1冊だけ。2冊目からは1500円以上になります。
「東京周辺 キリシタン遺跡巡り」は、Amazonで100円くらいより。
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