定年後は旅に出よう/シルクロード雑学大学(シルクロードを楽しむ会)長澤法隆

定年後もライフワークのある人生を楽しみたい。シルクロード等の「歴史の道」を調べて学び、旅して記録する楽しみ方を伝えます。

4月30日 遠征の説明会のお知らせ

2017-04-29 22:14:21 | 遠征の説明会
「国立オシュ大学の支援と日本兵の足跡探訪」「トルクメニスタンでのサイクリング」で日本人抑留者の調査と墓参。関係者・関心のある参加者を募集中。












「国立オシュ大学支援‥」では、キルギスの南部にある国立オシュ大学に日本語の絵本やコミックを主とした書籍を寄贈します(バスでの移動)。100冊の寄贈を目標としています。絵本やコミックは、大学で日本語を教えている教授のアイグリアさんからの要望です。大学では日本語を学ぶ学生が45名ほどいるとのことです。ただし、図書館に日本語の蔵書はないといいます。学生に関心のあるコミックや絵本を通して日本への関心を深めたいと思います。

ツアーに参加できない方からの本の寄贈も受け付けています。参加者が運んでキルギスの国立オシュ大学の図書館に届けます。

また、昨年のビシケクからオシュまでのサイクリングでは、民宿のご主人から「ウズベキスタンのチェアマにある収容所から日本人が毎日通って橋を造った」と聞きました。今回は橋まで行って地元の方にも元日本兵の働きぶりを聞きたいと思います。今後、オシュ大学の日本語学科の学生の協力を得て日本人抑留者の仕事の内容や働きぶりなどを知ることができると思います。

また、イシククル湖畔のタムガ村にあり、抑留されていた元日本兵が建てた診療所内に「キルギス平和センター」という日本人抑留者の記録を展示している資料室があります。この資料室を訪問して、タムガ村の村人に元日本兵の働きぶりなどを聞きます。

オシュの近郊には、クルミの原生林があります。アレクサンドロス大王がインド方面へ向かう間、家来がここで2年ほど過ごしたとの伝説があります。ギリシャやアルメニアではクルミを皮ごとシロップに漬けたお菓子を今でも食べています。キルギスに同じような食べ方があるのか調べ、アレキサンダーの足跡を推理して歴史を楽しみたいと思います。定年後は、シルクロードで発見のある旅をと提案していいます。

「ツール・ド・シルクロード10年計画」では、
10月3日から18日間の予定で中央アジアのトルクメニスタンをサイクリングします。以前はビザの取得に半年もかかり、入国審査の厳しい国でした。今回は、参事官や領事とも会い、地元の人の暮らしぶりなどを見ながらサイクリングします。また、この国にシベリア抑留者の一部が過ごした収容所がありました。約1500人が収容され、72名が亡くなっています。1995年に慰霊碑が建てられ、62名の遺骨が収集されています。今回のサイクリングは、アムダリアの東側からスタートして、アムダリアに架かる橋を自転車で渡りカラクム砂漠を横断。首都のアシガバードの郊外まで約700キロのサイクリングに挑みます。その後、カスピ海に面したトルクメナバッドへ行き、日本人抑留者の慰霊碑を訪れます。旅の説明会を、下記の日程で開催しますのでお知らせします。

タイトル:「ツール・ド・シルクロード10年計画」説明会
"日時:4月30日(日) 15時から17時まで
会場:JICA地球ひろば 600号室(新宿区市谷本村町10-5、JR市ヶ谷駅下車、徒歩10分)
参加費:一般1000円、学生500円
申込み・問合せ:シルクロード雑学大学、℡042-573-7675、nagasawa_horyu〇▲yahoo.co.jp(○▲を@に換えて送信してください)




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