目黒重夫昨日・今日・明日

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映画「パラサイト」を観る

2020-02-25 15:46:22 | 芝居・映画
絶賛されているが…
アカデミー賞作品賞のパラサイトを観た。アジア初の受賞とあってマスコミでは絶賛されている。かなりの期待をもって臨んだ。前半は韓国の格差社会を批判的にコメディタッチで描いている。

ところが後半は一変する。緊張感と凄惨な場面の連続、しばしば画面を正視することができなかった。しかし受賞の理由はどうもこの前半と後半の違いにあるようだ。

つまり現状の格差は単に批判的に描けばいいのではなく、もっと深刻なのだ。観客にもそれだけの衝撃を与えたい。それがあのような後半なのかもしれない。

しかし私は不快感が残る映画だった。それが狙いといわれればそれまでだが。
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