主な予定
7日(月):(米)10月消費者信用残高
8日(水):(日)10月経常収支、10月景気動向指数速報値
9日(水):(日)7-9月期GDP確報値、(米)10月卸売在庫・売上
10日(木):(日)10月機械受注、11月企業物価指数
(米)10月貿易収支、11月財政収支
11日(金):(米)11月輸出入物価指数、11月小売売上高
12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値
10月企業売上在庫
全体の予定
http://www.morningstar.co.jp/news/schedule/
(10日)
○(日)10月機械受注:予想は前月比-4.5%
10月の機械受注は、-4.5%程度まで3ヵ月ぶりに減少する見通しとなって
いる。
9月は非製造業の大幅増を受けて+10.5%と事前予想の+4.1%を大きく
上回った。
内閣府は基調判断を「機械受注は下げ止まりに向けた動きが見られる」
に上方修正しており、10月の減少予想は前月からの反動によるものとの
見方が強い。
米主要経済指標のポイント
(10日)
○(米)10月貿易収支:予想は-371億ドル
米国10月の貿易収支は、-371億ドル程度の赤字が予想されている。9月は
-364.7億ドルと前月比+18.2%の赤字拡大で10年超ぶりの大幅な増加となり、
米国内の需要の高まりを示す結果となった。
赤字縮小要因としてドル安が挙げられるものの、最近のリセッション脱却
期待から、2ヵ月連続での赤字拡大が想定される。
(10日)
○(米)11月財政収支:予想は-1350億ドル
米国11月の財政収支は、-1350億ドル程度の赤字が予想されている。10月は
-1763.6億ドルと同月としては過去最大の赤字となったほか、単月としても
過去5番目に大きな赤字額を記録。
景気刺激策の延長により、過去最長記録を更新する14ヵ月連続の赤字と
なることは明らかで、歳出の増加は当面続くことになる。
(11日)
○(米)11月小売売上高:予想は+0.6%
米国11月の小売売上高は、10月の前月比+1.4%から+0.6%程度まで増加する
ことが予想されている。
11月の自動車販売台数の増加(前月比+4.49%)や、エネルギー価格の上昇
が主因になると考えられるが、前月までの自動車を除く小売売上高は3ヵ月
連続の増加となりながらも伸び率を縮小しており、個人消費の慎重ぶりが
垣間見える。
(11日)
○(米)12月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:予想は68.8
米国12月のミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、11月の67.4(確報値)
から68.8程度まで改善される見通し。
11月は予想外の落ち込みとなり、雇用や賃金見通しの暗さを背景に消費者
心理が依然として改善されていないことを象徴する結果となった。
米国の雇用情勢は未だ厳しい状況にあるため、70を上回るようなポジティブ
・サプライズは想定しづらい。
米国債入札が、8日に3年債で400億ドル、9日に10年債(リオープン)で
210億ドル、10日に30年債(リオープン)で130億ドルと、合計740億ドル
予定されており、今回も波乱なく消化されるか動向が注目されること
になる。
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