週末のニューヨークが急落で月曜日が休場と来れば、マンデー日本はロクなことが無いと予想されます。
週明けは、とりあえず売り方に付きましょうか?
今週も結局は、アメリカの指標頼みで主体性の無い相場が続きそうです・・・・
週内の主な予定
1日(月):(米)レーバーデー休場、共和党大会、(中東)ラマダン入り
2日(火):(日)8月マネタリーベース、白川日銀総裁会見・講演
(米)8月ISM製造業景気指数、7月建設支出
3日(水):(米)7月製造業新規受注、米地区連銀経済報告
4日(木):(米)8月ADP8月全米雇用報告、8月ISM非製造業指数、(欧州)ECB理事会
5日(金):(日)4-6月期法人企業統計調査、(米)8月雇用統計。
米国の重要指標のポイント
(2日)
○(米)8月ISM製造業景気指数:予想は49.9。
先月並みの数字が予想されている。ヘッドラインもさることながら、ここ
最近のISMの新規受注DIが50を割り込んでいる(6月:49.6→7月:45.0)一
方で、耐久財受注が強いことの整合性をどう見るかがあり、前者を重視す
るなら、今月のISMには一定の下振れリスクがありえる。雇用統計前でもあ
り、内訳の雇用DIにも注目。なお、全体指数の市場の織り込み具合は29日
公表のシカゴPMIの実績によって決まってくる。前回7月分は50.0(予想49.
3、6月50.2)。
(4日)
○(米)8月ADP8月全米雇用報告:予想-2万人。
雇用統計の前哨戦・重要参考資料として例月以上に注目されそうだ。ただ、
先月のADPの数字は非農業部門雇用者数と方向は合っていたと強弁しようと
思えばできるが、符号は違っていた。ADPの数字から非農業部門雇用者数を
占うにはやはりプラスの乖離幅を割り引く必要がある。前回7月分は+9000
人(予想-6万人、6月-7.7万人←-7.9万人)。
○(米)8月ISM非製造業指数:予想は、総合指数が49.9、景気指数が50.0。
前月より小幅改善が見込まれている。サービスについては、裁量的サービス
支出が減りつつあるのは疑いないが、ヘルスケアなど底堅いものもある。た
だ前者についても、全体的な所得環境からは持続性は乏しいものの、ガソリ
ン価格の低下やマインドの改善があり8月の数字は改善を見込んでよい。雇
用統計前日でもあり、雇用DIにも注目。前回7月分は総合指数が49.5(予想
48.5、6月48.2)、景気指数が49.6(予想50.0、6月49.9)。
(5日)
○(米)8月雇用統計:予想は、非農業部門雇用者数が-7.3万人、失業率が5.7
%。
8月雇用統計の予想においては、最重要参考指標の失業保険申請件数が「連
邦雇用プログラム」による該当者増加という特殊要因のため大幅に上振れて
おり、限界的な雇用の実態を現していない可能性がある。その意味で全体的
なマクロの方向感からだけでは見誤るリスクがあり、ISM両指数の雇用DIや
ADPの実績が出ていない時点での予想は難しい面がある。非農業部門雇用者
数のバイアスを決めるのはこれらの指標が出てからが無難となるだろう。失
業率はコンセンサス程度か。前回7月分は、非農業部門雇用者数が-5.1万人
(予想-7.5万人、6月-5.1万人←-6.2万人)、失業率が5.7%(予想5.6%、
6月5.5%)。
決算発表予定
◇◇◇9月1日(月)◇◇◇
積水ハウス(1928)
内田洋行(8057)
巴工業(6309)
◇◇◇9月2日(火)◇◇◇
伊藤園(2593)
泉州電業(9824)
◇◇◇9月3日(水)◇◇◇
サガミチェーン(9900)
◇◇◇9月4日(木)◇◇◇
SUMCO(3436)
アルチザネットワークス(6778)
システムプロ(2317)
野田スクリーン(6790)
◇◇◇9月5日(金)◇◇◇
日本駐車場開発(2353)
ピジョン(7956)
日東製網(3524)
カナモト(9678)