おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

『薬膳を楽しむ会』 薬膳の基本 夏 梅雨の頃

2015年06月19日 13時52分49秒 | 薬膳講座
『薬膳を楽しむ会』は、梅雨時に併せた献立を作りました。

先月、タウン情報誌「アサココ」に会が紹介され、6人の新しい
会員さんが加入されました。
この会では、基本的な、家庭で簡単に作れる薬膳を毎回作ります。

夏の養生は。

夏バテ予防→発汗が多くなる時期です。
汗とともに気が消耗しますので、補気のものを。

湿とり→高温多湿な日本は、この風土にあった湿とりを。
湿とは、体内にたまった余分な水分です。
湿は、胃腸などの消化器官を痛めます。
この時期は、補気と利水を重点的に行いましょう。

今回作ったものは。

・はと麦黒米入り枝豆ご飯
  炊きあがったご飯に生姜千切りと枝豆、白ごまをさっくり
  混ぜました。

・長いもとオートミールのスープ
  ピーラーでひいたにんじんとホールコーンを入れます。
  だしに長いものすりおろし、オートミールを入れて、よく混ぜながら
  ことこと煮ます。

・梅じそロールポークカツ
  薄切り肉に練り梅と青じそをのせてくるくる巻きます。
  きつね色パン粉をつけてオーブンで焼くヘルシーカツレツ。

・白黒きくらげとセロリの生姜酢あえ

・ヨーグルトゼリー ブルーベリーとミントを添えて

・阿蘇の万能茶
  練馬の助産師、愛さんからいただきました。
  ドクダミ、柿の葉、はと麦、クマザサなど16種の山野草をブレンドした
  お茶です。

いつものように会員さんたちのお仕事ぶりを撮りました。








ミントは会員さんのお庭でつんだもの。


さあ、いただきます。


やさしい、誰にでも作れるものを題材に、体がラクになり、健康を増進させる
家庭薬膳を一緒に学びましょう。

じめじめしている季節。夏椿も雨にぬれていました。


この雨がめぐみでもあります。
夏は万物が成長するとき。秋冬に向け、体をととのえ、パワーを蓄えましょう。

コメント
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