急遽出かけてしまったので、マックス・エルンストについての記事は明日以降に持ち越しとした。
帰りがけ、ほぼ半月の月が薄い雲のベールの向こう側に輝いていた。火星はちょうど雲が丸く切れている真ん中に見えた。木製・土星は他の高い建物に隠れて見えなかった。
★寒月や耳光らせて僧の群 中川宋淵
★軒を出て狗寒月に照らされる 藤沢周平
いわゆる坊主頭、間違いなく耳がくっきりと大きく見えるものである。冬の托鉢、耳が痛いと思う。赤い耳はより鮮明に見える。寒さとともに目に飛び込んでくる。
急遽出かけてしまったので、マックス・エルンストについての記事は明日以降に持ち越しとした。
帰りがけ、ほぼ半月の月が薄い雲のベールの向こう側に輝いていた。火星はちょうど雲が丸く切れている真ん中に見えた。木製・土星は他の高い建物に隠れて見えなかった。
★寒月や耳光らせて僧の群 中川宋淵
★軒を出て狗寒月に照らされる 藤沢周平
いわゆる坊主頭、間違いなく耳がくっきりと大きく見えるものである。冬の托鉢、耳が痛いと思う。赤い耳はより鮮明に見える。寒さとともに目に飛び込んでくる。
横浜美術館の「トライアローグ展」の感想を作成していたら、港の見える丘公園の冬のバラ、ならびに外国人墓地前にあるレストランまたは大佛次郎館にある「霧笛」という喫茶店に行きたい、とのお達しがあった。そういえば本日は42回目の記念日であった。急いでパソコンの電源を切り、出かける支度。
アメリカ山公園経由でレストランに向かったが満席なので、冬のバラを見ながら大佛次郎記念館にある喫茶店「霧笛」へ向かった。さいわい空いており、お目当てのチーズケーキセットにありつけた。私はホットコーヒーのみ。ケーキは小さいので私にはごく小さいひとかけが回ってきた。
冬のバラは小さめの花が多いが、華やかであることは変わらない。せっかくそばに来たので、近代文学館で「大岡昇平展」を見て、私はご満悦。夕食は家でつつましく食べた。
9時半過ぎまで寝てしまった。7時間半も寝たのは久しぶりである。起床後メールをチェックしたら8時過ぎにようやく強風注意報が解除されていたようだ。日差しは暖かい。
本日はベートーベンのチェロソナタ全5曲をネット配信で聴きながら、パソコンに向かっている。チェロはLluis Claret ピアノは岡田将、録音は2019年と記されている。
Windows10を入れなおしてもらったら、メーカー品ではないので、余分なソフトは入っておらずとても助かっている。入れてあったごくわずかなソフトの中でSpotifyというものが入っていた。音楽配信ソフトでクラシックも豊富に選択できるようで、気に入っている。
以前にも記したが、ベートーベンというのは聴きながら作業するのは難しい。つい耳と頭が曲に向かってしまい、作業や読書には向かない。特に予定がないので、このまま続ける。