Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

歩き方がおかしかった

2019年06月08日 23時19分46秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 ゆっくりとしたペースで夜のウォーキングを40分ばかり。内また気味で歩いているという指摘を受けて、いつものとおりほんの少しガニ股気味を意識して歩いた。確かに以前は靴底の外側が減っていたが、今回の運動靴は両方内側が少し減っている。靴紐があまりに緩すぎて両方の外側のくるぶしにマメができ、それを庇って歩くうちに内またになっていたようだ。それで両足の筋肉に負担がかかり、疲労が溜まっていた可能性がある。
 本日も下り坂になるとマメの有った部分が痛くて、庇うために内また気味になることがわかった。マメの跡の疵を直すことと、ゆっくりとこれまでの歩き方に戻すことが大切と思われる。

陶器市(大通り公園)

2019年06月08日 21時07分26秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
   

 午後から雷雨の予想であったが、思い切って二人で出かけてみた。横浜駅まで歩き、関内駅まではJR。大通り公園で開催している陶器市で来客用のご飯を盛る椀を2客購入。
 私はもっぱらぐい呑みの高価なものをながめて歩いた。購入はとてもできないので、手触りとデザインを楽しむ。高いもので数万円、これは欲しいとは思うがもともと手が出ない。一つ5千円から8千円くらいで欲しいと思うものがあると、何となくほしくなる。家には20数個のぐい呑みがあるが、やはり家にないデザインや手触りのものが欲しくなる。無理すれば購入できないことはないが、のちのちのことを考えると購入するわけにはいかない。
 数百円のものはもう購入する必要性はない。
 この大陶器市、すでに過去に3回ほど訪れている。我が家の食器のいくつかはここで購入済みである。以前に伊万里焼の魚を盛り付ける皿を購入した記憶がある。ぐい呑みは残念ながらいつも手が出なかった。
 全体をみてあるいてから、椀の波佐見焼の藍色の模様のものを2客だけ購入した。
 帰り際に横浜スタジアムが賑やかなので、ライオンズとベイスターズ戦の最終回の攻防をスタジアムの出入り口にあるモニターテレビで見た。久しぶりにベイスターズが勝ち、妻はご満悦。夕食は早めだったが中華街で、済ませた。妻は焼きそば、私はマーボー豆腐のそれぞれセットメニュー。800円と850円でいくつかの副菜とスープ、杏仁豆腐もついてとても安かった。

 結局家に帰りつくまで雨には降られずに済んだ。
 


梅雨に入る

2019年06月08日 13時55分14秒 | 俳句・短歌・詩等関連
★水郷の水の暗さも梅雨に入る      井沢正江
★世を隔て人を隔てて梅雨に入る     高野素十
★梅雨寒し鬼の焦げたる鬼瓦       加藤楸邨
★梅雨寒や戦意のような石一個      千賀友子


 第三句、加藤楸邨の句、広島での1970年の作で「吹超」所収。おそらく原爆に焼けた鬼瓦のことではないだろうか。「寒し」の語感が拡がる。
 第四句、「戦意のような石」とは果たして何を喩えているのだろうか。固い意志、それも内に秘めている。しかし外には向かないベクトルを持っていないか。どんな戦意なのか、断定はできないが、想像を広げたくなる句である。

梅雨空

2019年06月08日 11時28分25秒 | 俳句・短歌・詩等関連
 朝からどんよりした梅雨空。無風状態で昨晩に引続き肌寒く感じる。10時前の気温が20.4℃と表示された。予報では25℃まであがるようだが、なんとなく怪しい。昼以降は雷雨となっており、すでに横浜市域には雷注意報が出ている。湿度が95%と極めて高いけれど、気温が低いのでジメジメした感じではないのが救い。

 飯田蛇笏の句から
★患者運ぶ廓の明暗梅雨入りかな     「山蘆集」
★月いでて見えわたりたる梅雨入りかな  「山蘆集」
★つゆさむくすこしかたむく高嶺草    「心像」


 梅雨入り、は「ついり」と読む。俳句独特の読みである。音数を少なくする言い回しが多い。私としては俳句の世界でしか通用しない読みや言葉というのは避けたいが、つい使ってしまうことも多い。
 第2句、梅雨晴れの夜、空気は湿気が充満しているが、雲間からの月あかりがことのほか明るく、そして雲に反射して独特の情景を思い浮かぶ。雲の強調された遠近感や造形が心に残る。「見えわたりたる」が月の光が広がりを言い当てている。