Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

昨年作った梅酒を開栓

2016年02月03日 23時29分54秒 | 料理関連&お酒
 本日国立近代美術館に行く途中で、東京ステーションギャラリーの前を通った。入口のドアーのところに展覧会の案内チラシが置いてある。
 「パリ・リトグラフ工房idemから-現代アーティスト20人の叫びと囁き」が7日(日)までの会期で開催されていた。見たいと思ったが、本日は持ち合わせが無いので、断念。



 2月20日(土)から4月10日(日)までの「ジョルジョ・モランディ 終わりなき変奏」のチラシも置いてあった。初めて聞く画家の名であるが、なかなか惹かれる作品のように感じられる。足を運んでみたいと思った。

 昨年の6月7日に作った梅酒を本日開封した。作ったのは1リットル瓶2本と、500CCの瓶1本であるが、開封したのは小さい500CCの瓶である。1リットルの瓶はまだ手を付けていない。
 梅酒というのはそうたくさんは飲めるものではない。本日もお猪口2杯分を嘗めるように試し呑みをした。結構まろやかでうまく出来たようだ。
 この梅酒は大体が妻の飲み物となる。私は夏に数回炭酸で割ったり、氷をたくさん入れて冷やして飲む程度である。なくなるには1年以上かかる。
 大体が2年に一度位つくるのが我が家の梅酒である。そして角砂糖は通常の三分の二から半分程度しか入れない。昨年は1リットル瓶2本の内1本は黒砂糖と白い角砂糖を半分ずつ使ってみた。かなり色が黒いがこちらの瓶はまだ開封していない。どのような味になっているか楽しみである。3月も過ぎてから開封してみることにしたい。

 明日4日は本日購入した恩地孝四郎展の図録を見ながら、感想を書く準備でもしたいものである。7日(日)が退職者の新春の集いの本番。来賓を含めて130名ほどの参加者がある。一年に一度の大イベントなので、終わるまで緊張が続く。参加者向けのしおりや領収書、抽選会の景品、会場設営のための準備は出来ている。来賓の確定など最後の点検を5日(金)に、組合の会館で行うことにした。

「恩地孝四郎展」と「コレクション展」(国立近代美術館)

2016年02月03日 20時57分29秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 本日は国立近代美術館で企画展「恩地孝四郎展」と、所蔵作品展「ちょっと建築目線でみた美術、編年体展」を見てきた。
 12時20分から16時までたっぷり3時間40分も館内を鑑賞して歩いた。さすがに両太ももがパンパンに張って痛くなった。



 恩地孝四郎の世界を充分に堪能できたと思う。初めて見た作品が大半であるが、いつかどこかで見たような懐かしい気がする作品空間に浸った。戦後の10年間の豊穣な作品世界に圧倒された。「月映」に掲載された作品、音楽に想を得た作品、カンディンスキーを思わせながらも独自の浮遊感をもった作品群など、膨大な数の展示である。いづれも具象と抽象の間を自在に行き来する作品世界が快かった。
 ホームページには以下のような解説もアップされている。

★日本における抽象美術の先駆者であり木版画近代化の立役者でもある恩地孝四郎の、20年ぶり3回目、当館では実に40年ぶりとなる回顧展です。
 恩地は抽象美術がまだその名を持たなかった頃、心の内側を表現することに生涯をかけた人物です。彼の創作領域は一般に良く知られ評価の高い木版画のみならず、油彩、水彩・素描、写真、ブックデザイン、果ては詩作に及ぶ広大なもので、まるで現代のマルチクリエイターのような活躍がうかがえます。本展では恩地の領域横断的な活動を、版画250点を中心に過去最大規模の出品点数約400点でご紹介いたします。
 また見逃せないのは、里帰り展示される62点。戦後、特に外国人からの評価が高かった恩地の作品は、その多くが海を渡っていきました。本展では海外所蔵館(大英博物館・シカゴ美術館・ボストン美術館・ホノルル美術館)の多大な協力のもと、現存作が一点しか確認されていない作品や摺りが最良の作品など恩地の重要作をご覧いただきます。



 同時に開催されているのが、「ちょっと建築目展でみた美術、編年体」という所蔵展で、松本俊介や、藤巻義夫、柳瀬正夢、長谷川利行、草間彌生などの作品のほか、石元泰博、東松照明 などの写真などこれもまた4階から2階までの多様で膨大な作品が並んでいる。「建築目線‥」という特集が、もうひとつピントこないかったが、時々は作品にお目にかかりたい多くの作品に接することができた。
 特に1950年代の草間彌生、晩年の松本俊介などに接することができたのは嬉しいものである。岸田劉生の「道路と土手と塀」(1915)などは図録やポストカードでは石垣部分のあの硬質な輝きは消えてしまう。実際に見るに如かず、だとあらためて感じた。



 また堂本尚郎の作品は初めて目にしたが、とても惹かれた。

 全体の解説が次のように掲載されている。

★今期は4-2階までを使い、特集「ちょっと建築目線でみた美術、編年体」を行います。
 当館は残念ながら「建築」を所蔵していません(そもそも「建築」の所蔵はどのようにして可能になるのかは難しい問題です)。しかし、ある文化の歴史的変遷を考える時、絵画や彫刻などと同じように、あるいはそれ以上に、建築が重要となるのは言うまでもないでしょう。住宅は生活と結びつき、公共建築は政治に(陰に陽に)結びついているのですから。
 そこで今回は、「建築目線」で、建築のない • • • • • 当館のコレクションを見直してみました。すると、建物が主題として描かれている作品はもちろんのこと、同時代の建築と共通性を持つ作品や、逆に、同時代の建築とは対蹠的な作品が見えてきました。また、建築よりも先に面白いアイデアを見出していた作品が結構あることもわかりました。それらを集めて編年体の展示として再構成したのが今回の特集です。


 「恩地孝四郎展」の感想は是非近いうちに掲載したい。

本日は国立近代美術館「恩地孝四郎」展へ

2016年02月03日 09時44分05秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等
 朝ごはんを食べながら、本日は国立近代美術館に足を運ぶことに決めた。
開催しているのは、
☆「ちょっと建築目線でみた美術、編年体」展‥所蔵作品展で2.28まで。
☆「恩地孝四郎」展‥企画展で2.28まで。

 昨年「月映」展(東京ステーションギャラリー) を見損なってしまったので、今回の「恩地幸四郎」展は見逃したくない。
「日本における抽象美術の父にして木版画近代化の立役者、そして時代に先駆けたマルチクリエイター恩地孝四郎、過去最大規模の回顧展。日本で最初の抽象表現《抒情『あかるい時』》はもちろん、海外美術館所蔵の重要作62点を含む約400点を一挙公開します」と紹介されている。