
本日は強風・雷注意報、そして神奈川県に竜巻注意報が発令される中、東京駅丸の内の三菱1号館美術館の「シャルダン展」と、上野の国立博物館の「中国王朝の至宝展」と「出雲-整地の至宝」を見に行った。 朝10時前に家を出たときは強い陽射し、横浜駅につく頃には厚い雲に覆われ大粒の雨が落ち始めていたが、駆け足で地下街に滑り込み雨に会わずに住んだ。東京駅についてからも雨は降らなかったものの、「シャルダン展」を見終わる12時少し前には土砂降り。雨が上がった瞬間をねらって1号館の地下の食堂街に駆け込み、ローソンでパンとコーヒーを購入してサラリーマン諸氏と並んでベンチで昼食と一服。
その後雨の上がっていたのを確認して上野まで出向き、上記の二つの特別展を鑑賞。とはいうもののこれは少しばかり、いや大いに欲張りすぎのスケジュールであった。「中国王朝の至宝展」では足もくたびれ、後半の唐以降は足も次第に速くなり、「これでは出雲展を見る体力はない」と判断しほぼ素通り状態で、「出雲展」に直行。第2章の銅鐸・銅矛の発掘で有名になった、荒神谷遺跡、加茂岩倉遺跡の出土品目当てに切り替えた。
上野では西洋美術館前が花で覆われ、コスモスの花がきれいに咲いていた。

午後3時には見終わって、京浜東北線・湘南電車を乗り継いで横浜駅に帰着。急いで横浜駅地下街のスーパーで夕食の材料を購入して帰宅。
17時15分過ぎから本日の就職調理を開始した。無事18時半に出来上がったものの、ちょっと過酷なスケジュールで疲れてしまった。

本日の献立(2人分)
1.豚肉の野菜巻き
材 料:豚肉の薄切り肉(しゃぶしゃぶ用12枚ほど)、長ネギ1本、シシトウまたは 万願寺唐辛子3本、みょうが3個、ニンジン4センチほど、カタクリ粉少々、 塩・胡椒少々。
作り方:ア、ニンジンは厚さ2ミリほどの薄切りにして、フライパンに油をひき火を十分に通し、皿に並べる。
イ、ネギ・シシトウ(万願寺唐辛子)は長さ4センチくらいに切りそろえる。各2本くらいで一組にする。
ウ、みょうがはそのまま一番外側の衣を取り去る。
エ、豚肉一枚で、ネギ2本またはシシトウ等2本またはみょうが1本をそれぞれ巻いて、肉の端をカタクリ粉少々をつける。
オ、フライパンに肉巻きにしたオを敷き詰め中火または弱火でじっくり焼く。
カ、途中で塩・胡椒を薄めに振りかける。
2.シュウマイの野菜包み焼
材 料:市販のシュウマイ12個、キャベツの葉大4枚、ピーマン2個。
作り方:ア、電子レンジにかけられる少々深めの皿にキャベツを2重に敷き、その上にピーマンを四つ切にして並べる。
イ、シュウマイをその上に並べる。
ウ、その上からキャベツで覆い、ラップをかけて隙間を少々開ける。
エ、電子レンジの蒸し機能または煮込み機能で5分から場合によって10分ほど蒸し焼にして出来上がり。
3.味噌汁
材 料:今回は大根の千切りとピーマンザク切り、煮干、味噌適宜。
作り方:省略
今回は魚ではなく、豚肉で献立を作成した。1ではしゃぶしゃぶ用の豚の薄切り肉を使用。当初はテレビの番組で茗荷を豚肉で巻いて焼くとなかなかおいしいとのことだったので、今回はそれに長ネギと万願寺唐辛子を加えてみた。肉を巻いてから肉の端っこら片栗粉を指でくっつけるとキチンとくずれずに焼く秘訣らしい。応用としてベーコンで巻いてもおいしいかもしれない。醤油をたらして食べた。アスパラガスに豚肉をまくのはすでに私も食べたことがあるのでそれは今回は避けた。
みょうがに熱を加えて食べるということ、初めて聞いたときはちょっと信じられなかった。それまでみょうがは生で薬味として食べたことしかなかったので。あの生の時の食感・味が熱を加えてどうなるか想像ができなかった。今回初めて熱を加えかつ豚の脂とともに食べてみてみょうがのイメージは変わった。ちょっとスーッとする感じが少しだけ残っているが、あの独特の味はなくなり、歯ごたえもなくなっている。意外と豚肉とその脂にマッチしている。これはなかなかいいものだと感じた。
シュウマイは横浜駅で崎陽軒のキノコシュウマイと通常のシュウマイをそれぞれ6個ずつ購入した。
シュウマイのうまみがキャベツとピーマンにこぼれ出て野菜に味がつくことをねらったが、これがうまくいかなかった。もう少しキャベツを厚く敷くなり、電子レンジに入れる前に皿に少々の水を加えないと生けなかったようだ。それでも野菜には十分火が通り、柔らかくなっており食べる分には問題はなかった。
野菜はこの2品の料理で十分な程度に使用したと思う。生野菜がなかったので食後には果物(今晩は葡萄)を食べた。
これに娘からもらった濁り酒で乾杯。
ご飯の時は、先日箱根に行った時購入した唐辛子味噌と焼き海苔を加えた。
「シャルダン」と「中国王朝の至宝」「出雲」の感想は明日以降に掲載予定。