


昨日から今日にかけて、所属する俳句誌の筑波山吟行と句会に参加した。
昨日は朝8時に家を出てつくばエクスプレスを利用してつくば駅まで。何年前だったか、夫婦で筑波山に登山した折初めてつくばエクスプレスを利用して以来だ。この時はケーブルカーを利用せずケーブルカーのすぐ脇の登山道を使って日帰りで筑波山に登ったが、今回はケーブルカーで頂上駅まで行き、女体山の頂上を踏んだ。頂上駅から山頂まではものすごい人出で、通勤時の駅構内を歩くような状態。幼稚園児から高齢者まで、サンダル履きから本格的登山スタイル・ダブルストックまでさまざま。家族連れのほおばるおにぎりがとても美味しそうに見えた。
頂上からケーブルカーの駅までもどり、そこの茶店で蕎麦をすすり昼食とした。天候に恵まれ、関東平野を一望することが出来た。紅葉はまだほんの少し始まったばかり。薄紅葉ということばがぴったりだった。
宿の湯は筑波温泉であったと思うが、どっちかというとぬるめでよかった。宿は老舗の旅館、大きな団体が我々を含め3組も入っていてにぎやかであった。
午後からの句会での提出句
★筑波嶺のどっかとありて刈田道
★筑波嶺の神はくれない櫨紅葉
翌日午前中の句会提出句
★行き交いのほほえみや目にななかまど
★薄紅葉湯呑みの艶をてのひらに
行きと同じく帰路も宿からつくば駅までバス利用のため、登山口の賑わいを歩き見ることはできなかったが、バスの窓から見ると以前に登山で訪れた時とまったく違わない景観で懐かしかった。