ただの備忘記録

忘れないように記録を残します。忘れるから記録に残してます。そして、その記録が役立つといいかな。

武士道セブンティーン

2011年06月20日 | コラム

誉田哲也の著書「武士道セブンティーン」が届きました。その日に読んでしましました。

前巻では最後に早苗が九州へ転校し、数ヶ月後に再会を果たして終わりました。
こちらはその少し前、空港での別れのシーンから話が始まります。

文体はまったく同じで、香織と早苗となって本文が綴られます。
離ればなれになりながらも、それぞれの学校で大きな試練を経験します。
そんな中でそれぞれの剣道も変化を見せます。

前巻では香織が自分の剣道を見失いましたが、今度は早苗が自分の剣道について道を切り開きます。
強豪校に入ったものの「勝つためには何をしても良い」という部の姿勢に何度も疑問をぶつけます。しかし、自分の実力を考えると部を変えるほどの力はない。そこで悩み続けます。
そして、最後には香織のアドバイスもあり、早苗が実力で部を変えようと大胆な行動に打って出ます。
果たしてその企みは成功するのか。また、もう1つの大きな決断の行方は・・・

という訳で、面白おかしく楽しめました。
また次の「武士道エイティーン」も読みたいのですが、こちらは文庫本がまだ出てません。しばらく我慢いたします。



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