原作は読んでいませんが、トム・クルーズが主演と言うこともあって「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を見てきました。
異星人の攻撃に寄って死滅しようとしている人類が最後の反撃に出ようというところに、広報担当のケイジが新兵として送り込まれます。
そこで彼は自分の死によって一日を繰り返すタイムループに陥ります。
見所はもちろんどうやってループを抜け出すかなのですが、実はそれよりもループの中で敵の倒し方を探すというのが一番の使命となって行きます。
ループを繰り返しながら、周りへの影響力もまたリセットされ自分だけが経験を積んで行きます。まるでゲームを繰り返しているような感覚になっていき、そこが面白くもなるのですが、主人公には辛い一日の始まりでしかありません。
一見重そうなテーマも主人公の成長を見ることで軽くなっていきます。同じ日を繰り返しながら、最後まで飽きさせない演出も見事でしたし、ラストステージもハリウッドらしい戦闘シーンです。そして、主人公の最後・・・
ということで、最後までテンポ良く進んであっという間に終わりました。
映画って最初はこんなテンポで大丈夫か?って思うことが良くあるけど、世界に引き込まれていくと時間はすぐに経ってしまいます。面白い映画のマジックですね。それが演出ってやつか。
久しぶりにもう一度見たい映画でもありました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます