蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

いい男たちの戯れ

2008-04-04 23:50:03 | テレビ・映画
昨年末、大々的に公開された『投名状』。
英語の題名が『THE WARLORDS』というので、邦題も多分そう。
あれ、でも、なんかネットで検索してると『投名状』になってるかな?
どっちだろ?
ま、どっちでもいいや。

とにかく、いい男が勢揃い。
舞台は清末の混乱期。
物語は部隊を全滅させてしまった清朝将軍(李連傑ジェット・リー)が一人だけ生き残ってしまうところからはじまる。
彼は道すがら盗賊となっていた村に合流する。
しかし、盗賊のままであるといずれ村は全滅してしまうことから、
李はその村のかしらであった劉徳華アンディ・ラウ)と金城武(カネシロ・タケシ)を説き伏せて、清朝の軍隊となる。
その際、彼ら3人は義兄弟のちぎりを結ぶ。
このとき、書かれた誓約書が、「投名状」。
彼らの結束は強く、緒戦をわずか800人あまりで5000の敵を打ち破る。
勢いに乗る彼らはつぎつぎと戦いに繰り出すのだが・・・・・。

ホントに男臭い物語。
徐静蕾(そういえば、『傷城』でも金城武と一緒に出てたな)をめぐる李と劉の関係も描かれるが、やはり男臭い物語。
義兄弟たちの結束と裏切り。
これが本作の主要テーマ。
そのため、物語が進むにつれ徐々に重く、暗い展開に。
そのためなのか、興行収入では、本作は同時期に上映された『集結号』の後塵を拝した。
(これもいずれ見る予定なので、そのときにでも紹介しましょう)

しかし、ボクは好き。
誰が何と言おうが、気に入った。
緒戦のシーンなんかも感動するし。
最後はなんか涙を浮かべてしまったし。
でも、こうやってみると中国映画って意外と暗い展開多いんだよね。
なんでだろう。

監督は陳可辛(ピーター・チャン


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5 コメント

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投名状 ()
2008-04-05 13:06:06
はじめまして!
いつも楽しく拝見してます。
投名状楽しみにしてるんです。凄く豪華な面子だし男臭い映画が好きなのでblogをみてますます見たくなりました。
春節前に杭州へ行った際に看板があったので気になって仕方なかったんですよ。

日本公開が待ち遠しいです。

傷城もここの感想見てからすぐにレンタル行きましたよ。
また中國の映画をいろいろ紹介してくださいね。
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コメありがとうです (しゅいえほん)
2008-04-06 01:40:37
>幸さん

どうもはじめまして。
杭州にはよくいらっしゃるのですか?春節前だとめっちゃさむかったころですね。もう暖かくなってきたので、また是非おいで下さい。
で、一昨日から、杭州では劉徳華主演の『見龍卸甲』が公開されました。これは三国志もののようです。(劉徳華が張雲)
まだ見ていませんが、時間があったらぜひ劇場に行きたいと思っております。
そのときにはこちらで紹介いたします。
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訂正 (しゅいえほん)
2008-04-06 22:39:26
張雲ではなく、趙雲でした。。。
なんかこの映画大人気のようです。新聞によると。
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王妃の紋章 ()
2008-04-11 08:19:57
ようやく日本では王妃の紋章が公開になります。コン・リーのこれでもか!という寄せ胸とチャン・イーモウ監督の色彩感覚に圧倒されたいと思います・笑

杭州には観光で初めて訪れました。ちょうど雪の降り始めで西湖の遊覧は出来ましたが「仲良し号」に乗るときは酷かったです。雪と人で駅まで歩けず苦労しました。飛行機も一日遅ければ飛ばなかったらしくスリル満点な旅を楽しみました!

次は蓮の綺麗な西湖を見に行くきたいとネットをさ迷い中にこちらのblogを発見!興味深いネタ満載に楽しませてもらってます。

じつはユン・ウネちゃんも大好きで「宮」見てました。今「コーヒープリンス1号店」見てます・笑

今後も杭州の暮らし振りや映画情報を楽しませてもらいますね!
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そんな題名らしいですね (しゅいえほん)
2008-04-12 19:32:56
王妃の紋章、って・・・・。
なんか、映画のイメージと全然合わないんですが・・・・・。

蓮の綺麗な時期は夏ですので、覚悟しておいて下さい。
暑いですよ。
40度近くまで連日気温が上昇しますから。

今後ともよろしくです。
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