ニッポン人ハカネモチデスネ

今日、日本から知人（といっても年配の方）がやってきた。
一年間、こちらで暮らす予定の人。
なので、同僚と一緒に買い物に付き合った。

行った場所は、ご近所では一番大きいスーパー。
そこは、品揃えが素晴らしいだけではなく、値段も高い。
ボクもたまに行くけど、なかなかいつもお金がかかる。

その方は、ホントに様々なものを購入。
しかも、そのどれもが高級品ばかり。
電気ポットは三洋製の水がきれいになるやつだし、
早速、ＤＶＤプレーヤーも購入しているし、
電気スタンドは時計付きのものだし、
「中国名牌」（中国の高級ブランドっていう意味）の革靴２足も買ってるし、
トイレットペーパーは３層の「超質感」って書いてあるやつだし。

それより何より、自転車。
そもそもスーパーで自転車を買うところがブルジョア。
あ、なんか中国ってブルジョアって単語がよく似合う。

とにかく自転車を購入。
そのお値段、なんと３９８元！！
といっても、ピンと来ないだろうけど、これは高い。

自転車にこれだけお金をかけるところが流石日本人。
だって、中国だと自転車は盗まれるもの、という感覚が強い。
そして、狙われるのは綺麗な高そうな自転車ばかり。
危ないぞ、この自転車。

私は１台盗まれている。
これはなかなか健闘している方。
８年間ですでに二桁盗まれている人もいる。
そりゃそれで盗まれすぎな感じもするが。

ボクの２台目は中国人からお墨付き。
汚すぎて誰も盗まない、と。
ベル以外は音が出るし。
値段はプライスレス。
逆の意味でね。

こんなんだから、日本人は海外でいろいろと狙われるのね。


＊写真は、浙江図書館古籍部の白い建物（詳細は前のブログを見てね）