蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

時間つぶしには丁度いい

2010-02-27 14:38:09 | テレビ・映画
約束の時間まで少し間があったので映画を見た。
最近は、なんだか戦いものばかりだったので、
ボクの得意分野の一つ、ラブコメものを見た。

今年は春節とバレンタインデーが偶然にも重なったのだが、
その日にちょうど公開開始となったのが、『全城熱恋』。
香港の王道ともいえるラブコメ。

この作品は、いくつかの恋愛話が、
オムニバスのように入れ込み状態になって、
ひとつの映画となっている。
この映画の見所は、その出演者の豪華さ。

大人の恋を描いた運転手と按摩師は、
張学友(ジャッキー・チュン)と劉若英(レネ・リュウ)。
日本の銀座で修行したスシ屋とその元恋人は、
呉彦祖(ダニエル・ウー)と徐若瑄(ビビアン・スー)。
若者の恋を描いた電気修理士となぞのバイク女は、
謝霆鋒(ニコラス・ツェー)と徐熙媛(バービー・スー。大S)。

それ以外にもゲストとして、
張曼玉(マギー・チャン)が出てるなど、
話題はもっぱら出演者に集中している。

内容は、わずか90分の作品の中に、
いくつもの恋愛話を絡めているので、
どうしても一つ一つの話が表層的になってしまう。
深みなんてものは一つもないのが事実。

だけど、それでいいのである。
だって、これはラブコメなんだから。
ラブコメに深みなんて求めてはダメ。
深みがあるラブコメなんてラブコメじゃない。

なので、この映画は王道。
時間つぶしにはもってこい。
気軽な気持ちで見られる娯楽作品。

なお、個人的には、
超若者たちの恋愛話に出ていた女の子(Angelababy。楊穎)がいい。
とてもとてもかわいいのだ。
ボクの大好きな麻生久美子様にも何となく似ているし。

絶対に日本でもこれから人気が出るはず。
ネット情報では、日本語を勉強中とのこと。
将来的に日本での活動も視野に入れているのかも。

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