shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

2024年初夏の尾瀬ヶ原~アヤメ平を散策(その③)

2024-05-30 05:30:27 | 山行・旅行
5月24、25日で尾瀬山ノ鼻にテント泊し、尾瀬ヶ原からアヤメ平にかけてを山を眺め花や鳥を探しながら歩いて来た。
その③では、登山道から観られた動物を取り扱う。

先ずは早朝の尾瀬ヶ原を歩いていて観た鳥から・・
この時期よく見かけるのがこの鳥だ。鳴き声に気づいて探したら藪の中で餌を探していた。






木道の下に潜んでいて飛び出してくることもよくある。
頬が赤いのが特徴だ。
■ホオアカ
Chestnut-eared bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza fucata
頬赤/L16cm

しばらく待ったら藪から出て灌木の上に止まってくれた。






続いての鳥も木道周辺でよく見かける。やはり早朝の尾瀬ヶ原で撮影した。




胸のさび色が特徴の一つだが、待ったものの結局こちらを向いてくれなかった。
■ノビタキ
Siberian Stonechat

スズメ目ヒタキ科ノビタキ属
Saxicola torquata
野鶲/L13cm





続いては尾瀬ヶ原周縁の森で見かけた鳥だ。下ノ大堀川がヨッピ川に流れ込む付近の、橋のたもとで撮影した。








周辺を飛んでいる中で、同じ樹に何度も止まっていた。
■コムクドリ
Chestnut-cheeked Starling

スズメ目ムクドリ科ムクドリ属
Sturnus philippensis
小椋鳥/L19cm
コムクドリは夏鳥で、千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピン、ボルネオ島北部などに渡りをおこない越冬する。
写真はいずれも♂の成鳥で、♀は褐色味のあるクリーム色をしている。

川辺に下りて餌を採っていた。






続いても同じ場所で見かけた鳥だ。何やら巣材のようなものを咥えていた。


キセキレイだった。
■キセキレイ
Grey Wagtail

スズメ目セキレイ科セキレイ属
Motacilla cinerea
黄鶺鴒/L20cm
キセキレイは山ノ鼻のテント場にも来てくれた。








最後はアヤメ平から鳩待峠へ下る途中、森の中で観た鳥だ。






ご存じのウグイスだ。この日は3羽のウグイスを観ることができたが、近くでは観られなかった。
■ウグイス
Japanese Bush Warbler

スズメ目ウグイス科ウグイス属
Horornis diphone
鶯/L14~16cm
近くではシジュウカラの番も見かけた。嘴に虫を咥えていた。

2日間の散策中に観た鳥は、ホオアカ、ノビタキ、コムクドリ、キセキレイ、ウグイス、シジュウカラ、マガモ、ハシブトガラス、イワツバメ、トビの10種と低調だった。
声を聞いた鳥はカッコウ、ホトトギス、フクロウなどで、ホトトギスは3時頃から盛んに鳴いていたし、フクロウの声は深夜に近くで聞こえていた。

最後となるが、尾瀬で観た動物に、シマヘビも追加しておきたい。素晴しい保護色だと思う。


2024年初夏の尾瀬ヶ原~アヤメ平を散策(完)
コメント (12)
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