こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

天空カフェ

2012-01-30 09:03:38 | 小さくても輝く和束町に!

おはようございます。

それにしても寒いですね。

日本海側とかはすごい大雪ですが、雪下ろしとかで事故が多発しているニュースが伝えられています。

こちらは、ちらつく程度で、ちょっとでも積もったりすると大騒ぎですが、まだ強い寒波が来るそうなので、とにかく事故のない事を祈るばかりです。

さて、新年明けて早々の新聞に、「茶畑絶景 天空のカフェ 4月オープンへ」という記事があったのを、憶えておられるでしょうか。

運動公園内にこの間建設されていたもので、ちょうど白橋栖の交差点で停車していると上の方に見えているものです。

観光振興の一環で町が、約900万円かけて整備したもので、府内産のスギやヒノキを使った建物で、中は畳敷きの茶席になっていて、山の家や運動公園に来られる方を対象に、お茶を楽しんでもらうためとして作られました。

一度ちゃんと見てこようと思い、先週、行ってきたんです。

山の家からのびている遊歩道を歩いてしばらくすると、この間、ほっこりサークルの方が整備された観光茶園があり、その先に天空カフェが見えてきます。

丸太を敷いた階段をのぼると建物があるんですが、ちょっとこの階段はあぶないですね。
急こう配という事もありますし、雑な感じで、手すりみたいなのもいっさいなく、いろいろな方に利用してもらうには、もう少し整備が必要な感じです。まだ途中なのかもしれませんが。

それに、登り口のところには、↓のような看板もあり、

ちょっと、このままでは利用できない感じですね。

それはそれとして、階段を登りきると、カフェの建物があります。

まだオープンしていないので、中は入れませんが、ちょっとのぞくと、こんな感じです。

ここで、ほっこりとお茶を楽しんでもらう予定だそうです。

カフェからのぞむ風景はこんな感じ。

「天空」というだけあって、360度のパノラマはいい感じではありました。

ここには、もともと、展望台がありましたが、長年放置されてきて、荒れ放題になっていました。

以前、あのままでは危ないし、もったいないし、と再整備なり、有効利用なり、安全対策なりを要望した事もありました。

そういう意味では、再整備された事は良かった面もあります。

ただ、大事なのは、せっかくの「資源」が、どう有効利用されるかにあります。

900万円というのは、大きな予算ですし、「いますべき事なのか?」との声もありました。

観光振興のためという事ですが、これをなぜ整備し、どう有効に活用していくのか、よく議論し、練られたかと言えば、そういうわけでもないようで、有効利用がされなければ、また前のような事態にもなる危険性もあります。

いま町は、交流人口を5万人から25万人にとの目標を掲げて、観光でのまちづくりを進めようとしています。
この間は、和束茶カフェを中心にして、いろいろと創意工夫の中、動き始めているところではあります。

せっかく整備したカフェが、無駄遣いにならないためにも、今度こそ有効利用が望まれますし、町にはしっかりとした方向性をもって運用してほしいものです。