こんにちは 岡本しょういです

京都の南部、和束町で日本共産党の町会議員をしています。町や議会などの情報をお知らせしています。

高齢者福祉・介護保険計画案に意見を反映しましょう

2012-01-25 10:31:31 | 命とくらし守る政治を

この間、冬らしくというか、ずいぶん冷え込んでますね。

日本海側は大雪で、東京など首都圏でも積雪と言う事で、こちらもいよいよかなという感じですが、なかなか降らないものですね。一冬に2~3回は、「真っ白」という状態がありますが、ちょっと積もっただけでけっこう大変なだけに、雪国の苦労は本当に大変なものだと痛感しますね。

 

1月24日から、町は「第6期高齢者保健福祉計画」と「第5期介護保険事業計画」の素案を公表し、意見募集をはじめています。締め切りは、2月13日までです。詳しくは、町ホームページを、ぜひご覧になってみてください。

→計画案に対する意見募集について

この計画は、和束での高齢者福祉の在り方や具体的な施策の方向性を示すもので、高齢者が安心して生活できるまちづくりを進める上で、とても大事な方針です。高齢者が住み続ける町づくりになっているか、必要な施策をおこなおうとしているかなど、多くの声を反映させて、より良い計画にする必要があります。

ちょっと量がありますが、ぜひ目を通していただき、気になる事や要望をおおいに反映させましょう。

「計画案」は→こちら!

この計画案は、本当ならば、在宅介護支援センター、診療所、ホームヘルプ、保健師、社協など、町内の介護、医療、保健を支える方々の知恵と創意を総結集し、和束でどんな方向性が必要なのかを、じっくり、しっかりと検討し、創り上げるものでなければいけないものだと私は思いますが、福祉課の話を聞く限り、残念ながらそうはなっていません。

コンサルがまとめた文書を、福祉課職員で検討するだけでは実態に見合った、本当に必要な中身はできないと思います。
福祉課の職員がそれぞれの担当分野に責任を持っているから、網羅できるかと言えばそんな簡単ではないです。
それぞれが担当する分野に関わる方々の声をしっかり吸い上げる作業をしなければ、反映はできません。

計画を審議する審議会に、各団体の代表者がおられるから網羅できるかと言えばそうでもありません。
代表だから全部わかるわけでもないし、それぞれの団体でしっかりとした意見集約をする作業抜きには、これも代表者の個人的な意見しか反映されません。

もう少し丁寧な素案づくりをしてほしいものです。
いつも通りの、形だけの計画づくりをしても、生きた取り組みはできないし、現場の方を置き去りにした素案では、一般的なものしかできません。

形だけ整えて、「立派」なものを作っても、何の意味もないし、それでは本当に何が必要かも見えてきません。

それだけに、少しでも中身のある計画にするためにも、おおいに声を集中させていただきたいと思います。

以前に書いたように、4月からの介護保険料の見通しも出されていて、約10%の値上げ、基準額で月5175円を5700円程度までアップする案です。所得段階にもよりますが、年間に約3200円から11300円ほどの負担増を示しています。
大変な値上げです。これ以上の負担増を許さない声をぜひ集中しましょう。

何も言わないと、「理解いただいている」などと、都合のよい解釈をさせてしまいます。
なぜ、そうなるのか、ちゃんと説明をさせないといけないとも思います。