9月26日(水)
さわやかな“秋晴れ”・・・。
この一帯では稲刈りが盛んです。
(「はぜかけ」で乾燥します)
58人目の総理大臣となった福田康夫さん。
二代、三代にわたっての国会議員や大臣は数多くても、“親子首相”は史上初めて。
これはすごいことなのですね・・・。
ちなみに総理大臣を父に持つ現職の国会議員は
田中真紀子 (衆・新潟5区・無) ← 「田中角栄」
中曽根弘文 (参・群馬県・自) ← 「中曽根康弘」
羽田雄一郎 (参・長野県・民) ← 「羽田孜」
小渕優子 (衆・群馬5区・自) ← 「小渕恵三」
鈴木俊一 (衆・岩手2区・自) ← 「鈴木善幸」
橋本岳 (衆・岡山4区・自) ← 「橋本龍太郎」
といったところ。
かつてはその前評判も高かった田中真紀子さんは、今は
長野県の、羽田雄一郎さんはどうでしょうか?
衆議院議員の祖父:武嗣郎さん、短いながら長野県初の総理大臣となった父:孜さん。
いずれ後継として衆議院に回るのでしょうが、その後の実力が問われることになります。
戦前、戦後を含めて、最も多くの総理大臣を輩出しているのは、やはり長州は山口県。
山口県 8人 (伊藤、山県、桂、寺内、田中/岸、佐藤、安倍)
続く第二位は、
東京都 4人 (高橋、近衛、東条/鳩山)
岩手県 4人 (原、斉藤、米内/鈴木)
群馬県 4人 (/福田、中曽根、小渕、福田康夫)
の3都県となりますが、
特筆すべきは、
何といっても、上州は群馬県ですね 。
戦後にしぼれば、今回の福田康夫さんを加えて最多の4人。
群馬県というよりは 衆議院『群馬3区』 というべきですか?
中選挙区時代のことですが、
定数4に対して、
第31回(1967年)から第40回(1993年)まで、
福田赳夫さん(自)・中曽根康弘さん(自)・小渕恵三さん(自)・山口鶴男さん(社)が、
不動の座 を占めてきた特異な選挙区です。
ちなみに、中選挙区では最後となる第40回の選挙結果は、
当 89,440 小渕恵三 自 (吾妻郡中之条町)
当 83,501 福田赳夫 自 (群馬郡金古町:現高崎市)
当 65,037 中曽根康弘 自 (高崎市)
当 64,837 山口鶴男 社 (吾妻郡草津町)
となっています。
同じ選挙区のライバル3人が、
全て総理大臣となり、
いずれも、
その後を子どもが受け継いでいる という うすご~い ところ
小選挙区への移行も、うまく地盤割りができています。
福田赳夫 → 福田康夫 (衆・4区)
中曽根康弘 → 中曽根弘文 (参)
小渕恵三 → 小渕優子 (衆・5区)
「上州は、カカア天下と空っ風」といわれますが、
しっかり者の奥さんに家や地盤を任せて、政治中枢に没頭できたのでしょうね?!
この世界、どんなに有能でも落選すれば“タダの人”・・・。
選挙という厳しい現実があるわけです。
平均は“2年と僅か”の、総理大臣就任期間。
「歌手1年、総理2年の使い捨て」と、竹下登さんはうまくそこを皮肉りました。
次の総理大臣が、
麻生太郎さん(衆・福岡5区)なら福岡県では2人目・戦後初、
谷垣禎一さん(衆・京都5区)なら京都府では4人目・戦後3人目、
小沢一郎さん(衆・岩手4区)なら岩手県では5人目・戦後2人目、
となります。
(それにしても、岩手も健闘 ですね・・・)
そして、戦前、戦後を通じて総理大臣を誕生させていないのは21道県。
空白の、
北海道は町村信孝さん(北海道5区)、
兵庫県は小池百合子さん(出身:選挙区は東京10区)、
などが新たな地平を切り拓くかもしれません。
さわやかな“秋晴れ”・・・。
この一帯では稲刈りが盛んです。
(「はぜかけ」で乾燥します)
58人目の総理大臣となった福田康夫さん。
二代、三代にわたっての国会議員や大臣は数多くても、“親子首相”は史上初めて。
これはすごいことなのですね・・・。
ちなみに総理大臣を父に持つ現職の国会議員は
田中真紀子 (衆・新潟5区・無) ← 「田中角栄」
中曽根弘文 (参・群馬県・自) ← 「中曽根康弘」
羽田雄一郎 (参・長野県・民) ← 「羽田孜」
小渕優子 (衆・群馬5区・自) ← 「小渕恵三」
鈴木俊一 (衆・岩手2区・自) ← 「鈴木善幸」
橋本岳 (衆・岡山4区・自) ← 「橋本龍太郎」
といったところ。
かつてはその前評判も高かった田中真紀子さんは、今は
長野県の、羽田雄一郎さんはどうでしょうか?
衆議院議員の祖父:武嗣郎さん、短いながら長野県初の総理大臣となった父:孜さん。
いずれ後継として衆議院に回るのでしょうが、その後の実力が問われることになります。
戦前、戦後を含めて、最も多くの総理大臣を輩出しているのは、やはり長州は山口県。
山口県 8人 (伊藤、山県、桂、寺内、田中/岸、佐藤、安倍)
続く第二位は、
東京都 4人 (高橋、近衛、東条/鳩山)
岩手県 4人 (原、斉藤、米内/鈴木)
群馬県 4人 (/福田、中曽根、小渕、福田康夫)
の3都県となりますが、
特筆すべきは、
何といっても、上州は群馬県ですね 。
戦後にしぼれば、今回の福田康夫さんを加えて最多の4人。
群馬県というよりは 衆議院『群馬3区』 というべきですか?
中選挙区時代のことですが、
定数4に対して、
第31回(1967年)から第40回(1993年)まで、
福田赳夫さん(自)・中曽根康弘さん(自)・小渕恵三さん(自)・山口鶴男さん(社)が、
不動の座 を占めてきた特異な選挙区です。
ちなみに、中選挙区では最後となる第40回の選挙結果は、
当 89,440 小渕恵三 自 (吾妻郡中之条町)
当 83,501 福田赳夫 自 (群馬郡金古町:現高崎市)
当 65,037 中曽根康弘 自 (高崎市)
当 64,837 山口鶴男 社 (吾妻郡草津町)
となっています。
同じ選挙区のライバル3人が、
全て総理大臣となり、
いずれも、
その後を子どもが受け継いでいる という うすご~い ところ
小選挙区への移行も、うまく地盤割りができています。
福田赳夫 → 福田康夫 (衆・4区)
中曽根康弘 → 中曽根弘文 (参)
小渕恵三 → 小渕優子 (衆・5区)
「上州は、カカア天下と空っ風」といわれますが、
しっかり者の奥さんに家や地盤を任せて、政治中枢に没頭できたのでしょうね?!
この世界、どんなに有能でも落選すれば“タダの人”・・・。
選挙という厳しい現実があるわけです。
平均は“2年と僅か”の、総理大臣就任期間。
「歌手1年、総理2年の使い捨て」と、竹下登さんはうまくそこを皮肉りました。
次の総理大臣が、
麻生太郎さん(衆・福岡5区)なら福岡県では2人目・戦後初、
谷垣禎一さん(衆・京都5区)なら京都府では4人目・戦後3人目、
小沢一郎さん(衆・岩手4区)なら岩手県では5人目・戦後2人目、
となります。
(それにしても、岩手も健闘 ですね・・・)
そして、戦前、戦後を通じて総理大臣を誕生させていないのは21道県。
空白の、
北海道は町村信孝さん(北海道5区)、
兵庫県は小池百合子さん(出身:選挙区は東京10区)、
などが新たな地平を切り拓くかもしれません。
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