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地方で考える ●oyajiの侃々諤々

北信濃の豊かな自然と歴史に抱かれて過ごす日々・・・

ちょっと斜に構えてみれば
???と思うことも多いですね~

「最後まで輝いて・・・」が最高に輝いた!!

2008-11-26 | Weblog
11月26日(水)  

  (11月26日信濃毎日新聞朝刊)

《全国中学生人権作文コンクール》で、長野県の2人が見事な賞に輝きました。
◆信大付属松本中3年・野崎華加さん 「最後まで輝いて・・・」 →→ 内閣総理大臣賞  
◆下条中3年・斉藤誠君 「僕んちのお父さん」 →→ 法務大臣賞

11月23日のブログで触れましたが、
全文を紙面で紹介していたのは地元紙、信濃毎日新聞でした。

2編とも、
頭知識の言葉で人権を語るのではなく、赤裸々な自分の家庭、家族の中に人権を問うています。
家庭は愛や人権の 源泉 。

「最後まで輝いて・・・」は「最高に輝いて・・・」になりました。
応募作品866,269の中からの受賞  (
心から拍手を贈ります。
そして、人権について考えた866,269人の生徒の皆さんにも  


平成もすでに20年・・・。
今は亡き当時の官房長官小渕恵三さんが、毛筆で書かれた「平成」の色紙を掲げて記者会見したのは、確か、友人たちとマージャンを囲んでいた時です。
三分の二という時間の長さもですが、多感な少年~青年時代を送った昭和という時代には、言いようのない愛着が湧いてきます。

差別のことで、父とケンカしたのは二十歳の頃でした。
あの時の”溝”は埋まりませんでしたが、
それでは孫たちはどうなのか?

「そんなこと言っているお父さんが、古いよ!」
と、
oyajiは一蹴されています。
内心、ホッとしましたね。
教育の力に感謝です。
仏壇の父母も、何だか頷いているようにも見えました。




先日、この地区の住民自治協議会が催した《懐かしの映画》の上映会。
昭和30年代に、ここでもロケがおこなわれた『笛吹川』と『野菊の如き君なりき』の2本の映画です。
「お久しぶりです・・・」
「まあ、お元気そうでなにより」
「あっ、これ、懐かしいわ」
「私もエキストラで出たんですよ!」
・・・と、
ロケの「思い出の品々」を展示したロービーはさながら当時を懐かしむ社交場のよう。

ちょうど 『ALWAYS 三丁目の夕日』の時代です。
あの映画に漂う「昭和」という時代へのノスタルジア。
よき時代でした。
が、
そこから始まった高度経済成長は、
景観や生活やものの考え方を一変。
もたらされたものは功罪あい半ば?
 にまわされた、「思いやり」や「和み」や「ほのぼの感」には復権が必要です。

一方では、男女共同や障がいや差別などの人権面は大きく前進したように思えます。
勿論、
マダマダ問題は山積でしょうが、
一歩一歩。
「平成」という時代の 評価すべき側面 です。

中学生人権作文コンクールに、希望  が見出せます。
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