キン肉マンのタッグトーナメント編を読み直している。
突っ込みどころが満載だ。
タッグトーナメントに参加できるのは8チームまで。
そしてそこには大量の申し込みが殺到している。
ということは、主催者側は選びたい放題である。
ところが・・・
『6組目はキン肉マン&モンゴルマンの予定だったがモンゴルマンのパートナーはバッファローマン』
とのこと。
ということは・・・
・キン肉マンはモンゴルマンとのタッグで申し込んでいる。
・モンゴルマンのパートナーはバッファローマンだった。
・ゆえに、キン肉マン&モンゴルマンの申し込み枠はバッファローマン&モンゴルマンに変更になったということだろう。
でなければ、キン肉マン、バッファローマンの双方がモンゴルマンをパートナーにして申し込んでいたことになる。
選びたい放題の主催者が、そんなキン肉マンとバッファローマンの2組(いずれもパートナーはモンゴルマン)をエントリーさせるわけがない。
それなのに・・・
このように主催者側はキン肉マンの登場を待っている。
つまり、キン肉マンとバッファローマンの双方をエントリーさせていたことになる。
いずれもモンゴルマンをパートナーにしているのに、両方をエントリーさせていたことになる。
この時点で大会が破綻してしまうのがわかっていながら、なぜこのような選出をしたのだろう。
そのあたりは事前にキン肉マンやバッファローマンがパートナー不確定で申し込んでいたという可能性もなくはない。
が、それにしても補欠はいなかったのだろうか。
(せっかくタッグなのだから、フィッシャーズとか)
バッファローマンとモンゴルマンが組むことになったのは、入場セレモニー中にモンゴルマンがキン肉マンに謝っていたことからもわかるように、この直前のことである。
ところが・・・
客席には「モンゴルマン&バッファローマン』という旗を掲げる人がいる。
この人は、まっさらな旗を持ち込んで、参加チームがはっきりしてからこの場で書き込んだのだろうか。
そもそも、キン肉マンがパートナー探しに苦労することになったのは、テリーマンが組んでくれなかったからである。
組んでくれなかった理由は・・・
このようにベテランとしてもっともらしい理由で、キン肉マンの元を去って行った。
若手の育成だ。
と思ったら・・・
ジェロニモを育てるためではなかったようだ。
単に自分の力を試したかっただけらしい。
ついつい本音が見えてしまった心の中。
そして、組み合わせを抽選する迷路も突っ込みたくなる。
まずはグレートのこのセリフ。
そりゃ、8組参加するのだから、入り口が8つあるのは当たり前のことだろう。
いちいち口にすることではないだろう。
そして、誰もが突っ込みたくなったであろう点がこれだ。
この迷路、全員が繋がっている。
これでいったいどうして、きれいに4組に分かれて組み合わせが決められたのだろうか。
この少し前のシーン。
カナディアンマン&スペシャルマンのビッグボンバーズがアシュラマン&サンシャインに倒された直後のキン肉マン・・・
「わははははーっ トロフィーはこのマッスル・ブラザーズがもらったぜい!!」
同じ正義超人の2人が悪魔の2人に倒された直後だというのに、その2人を気遣うことなくこの浮かれっぷり。
さらにこの少し前。
アシュラマンとサンシャインが登場したところ。
バッファローマンたちが「悪魔の参加は認めん!」とばかりに一丸となってこの2人を排除しようとしたところ・・・
アシュラマンは言う。
「悪魔超人からは足を洗った」と。
「以前は悪魔(今は悪魔ではない)」と。
ところが、実際に試合が進むと・・・
このように随所で自分たちが悪魔超人であることを堂々と宣言している。
さすがは悪魔である。
参加チームが決まるまでにはこうも波乱が起こりまくったというのに・・・
ケンダマンとスクリューキッドは宣言しただけで参加決定。
どこの馬の骨ともわからないやつらなのに、宣言しただけで参加決定。
そんなスクリューキッドとケンダマンは、登場したその試合でバッファローマンのロングホーントレインで倒されてしまうが・・・
いくらなんでも、ロングホーンが長すぎだ。
そして、ついに登場した完璧超人の首領。
登場したのは最後のコマ。
そして翌週の最初のコマは・・・
やはり、違う。
あるとき急にアゴヒゲがなくなるのはバッファローマンと同じ設定。
パンツの色が違うのは、急にドバッと血尿でも出たのだろうか。
後にこの武道はオーバーボディで中から本体が出てきたのだが・・・
その本体を突くと、身体がボロボロと崩れ落ちてしまう。
攻撃を受けると、攻撃をした相手がボロボロと崩れてしまう。
最強の攻撃技ではないだろうか。
そんなヘルミッショネルズと超人師弟コンビとの戦い。
ネプチューンマンを煽りたくてたまらないロビンマスク、ウォーズマンを投げてネプチューンマンを攻撃するが・・・
このとき、リングインしているのはビッグザ武道。
ネプチューンマンはロープの外。
それを攻撃するとは、なんというあからさまな反則。
そしてロビンスペシャル。
武道を投げると・・・
フワっと自分自身も空中へ吹っ飛んだそうだ。
それも、投げた武道と同じくらいまで。
どういう原理なのかは詳しく考えない方がよいだろう。
そんなロビンとネプチューンマンの言い合い。
「喧嘩男は身を投げて死んだ」というネプチューンマンに、「うそだー!」と言い張るロビンマスク。
こういう言い合いはたいてい正義側のロビンが正しいものなのだが・・・
本当に身投げしている。
それも、死ぬつもりで。
目がどうのこうのとかは正義超人得意の理屈のはずだが、表面的な観察と思い込みばかりが先行して、本当の心を見抜けなかったということだろうか。
完璧超人になる前の喧嘩男のときには「苦しい、死にたくない」と口にしたネプチューンマンだが、アシュラマンがマッスルブラザーズとの戦いで涙を流したときには・・・
「悪魔が涙を流す」=「醜態」と言い切った。
しかし・・・
完璧超人は涙を流すものらしい。
悪魔ではないからよいのだろうか。
(ちなみに、これは水中。なのに涙がみえる)
シーンは変わって、はぐれ悪魔コンビとニューマシンガンズの戦い。
サンシャインに痛めつけられるテリーマンを救出に入ろうとしたジェロニモ。
ところが・・・
アシュラマンの投げる砂のボールでカットされてしまう。
しかしよく見ると・・・
サンシャインの顔に肩を噛み付かれているだけ。
別にその場でうずくまらなくとも、テリーの救出にいけそうなものだが・・・
結局テリーに助けられてしまう。
この醜態にはテリーでなくても怒りたくなってしまうだろう。
この後、戦いも終わり、救出に入ったグレートとジェロニモがリングから外に投げ捨てられてしまう。
このように、リングを囲むガラスを割って、外に投げ出されてしまっている。
ところが・・・
なぜかトーナメントマウンテンにへばりついている。
このトーナメントマウンテンから強烈な重力が発せられているのだろうか。
このシーンに関連して、有名なのが改良阿修羅バスターで倒されるジェロニモ。
腕や足がもげている。
相当なやられっぷりだ。
ところが・・・
その後のグレートによる救出シーン。
いつの間にか、手足が元に戻っている。
そんなグレートだが・・・
この日の試合前はヒゲが真っ黒だったのに・・・
戦いが終わったらヒゲが真っ白。
ひょっとして、カメハメのヒゲは超人強度のバロメータなのだろうか。
(キン肉マンの額の肉の字のように)
細かいことではあるが・・・
アシュラマンの腕が2本しかない。
たまたま角度が悪く、きれいに重なってしまい2本に見えるだけなのだろうか。
またシーンは変わって、2000万パワーズとヘルミッショネルズとの戦い。
武道、バッファローマンに背中を見せている。
かなりきれいに背中を見せている。
さらにこの先・・・
完璧超人なのに、「パワー切れ」とか言うわ、「早めに勝負をかけるしか手はない」とか、随分と窮地に追い込まれている発言だ。
とても完璧とは思えないセリフ。
この後、マグネットパワーでヘルミッショネルズは復活し、アイアンスウェットを利用して戦った。
そんなアイアンスウェットの残骸を利用して攻撃したヘルミッショネルズに対してのバッファローマンのセリフ。
「物を持ち出して戦うのは反則」だそうだ。
その前の戦いでは、ケンダマンをガラスの破片で攻撃しようとしていた超人の言葉とは思えない。
もはや過去のことだとでも言いたいのだろうか。
現時点で読んでいるのはここまで。
まだ決勝戦は見ていないが、読んだらまたネタが出てきそうだ。