三日続いたら褒めてください

うんこネタの封印が三日続いたら褒めて下さい。

2006年03月30日 19時47分24秒 | Weblog
石神井公園で花見を企てている。

肉を焼く・・・それを思い続けて数日間。
しかし、思わぬところで障壁に出会う。

『火気厳禁』

どうしよう。
肉を焼く気満々でいたというのに、焼けない。

こうなったら発電機を用意してホットプレートで焼くか・・・と思ったが、発電機は数万円。
とても、花見だけのために買うわけにはいかない値段だ。

火気厳禁に敗北寸前だ。
何かよいアイデアはないものだろうか。

何を学んでいるのか

2006年03月30日 01時30分48秒 | Weblog
今回に限ってはまじめな内容である。

会社の人事の新卒採用に、研究所から若手が交替で参加している。
理系の志望者が多いので、研究所に関する話をしたり、質問を受けたり、さらに面接をしたりもする。

面接では一般的によくある質問から始まり、深い内容へと進んでいく。
さて、ここで「今、学校でやっている研究をうちの会社に生かせるのか?」という質問に対しての学生の答えは100%私を満足させない。

・高分子の研究なので、***が生かせるかと。
・私は物理系なので全く生かせる面がありませんが・・・

誰も具体的な細かい内容を気にしてはいないのに。
だいたい、数年間の学生時代の研究を、これから30年以上になる可能性のある会社生活に対してどう位置づけるというのだろう。
数年間vs30年・・・学生でやっている具体的研究“内容”がちゃんと生かせる仕事に就く人間がどれだけいるだろうか。
ドクターコースに進んでいるわけでもないのに。

それは生かせた方が良いに決まっているが、学生が1人でやっている狭い分野の研究を生かしたビジネスチャンスなど、そうあるわけもない。
だいたい、学生時代の研究で学んだことは何かと聞けば、高分子だとか有機化学だとか環境化学だとか物理学だとかいろいろと言うが、それはただの知識でしかないだろうに。
そんなものは、文献を読めば得られる知識でしかない。

私が求めているのは、そのような知識ではない。
“会社に入ってからの研究活動で生かせるような、研究というものに対するビジョン、取り組み方、何が大事か”などをどれだけ考えて身につけているか、である。
研究テーマが何なのかが大事なのではなく、その研究テーマを通じて自分が研究というものに対して何を学んだのかということをしっかり考えてほしい。

知識なんてものは、なければ入社してから学べばよい。
更に言えば、頭で記憶していなくても、必要な際に調べる場所さえ覚えていれば十分である。
大事なのは、どのように研究を進める人なのか、ということだ。
そこをアピールしてほしい。

ただし、そのことをわかっている人が少ないのも事実。
私が大学の時に卒論の謝辞に、受け持ちの教授から学んだこととして「研究を進めていく上で何が大切かということを学んだ」というようなことを書いたが、それを読んだライバル教授は『哲学を教えているんですか?』と私の教授に嫌味を言ったとか。
愚かなことである。

とはいえ、もちろん興味ある分野を学生時代から研究しており、そのままその分野で生きていきたいと考えている人もいるであろう。
しかし、それでも自分のやっている研究内容についてしかアピールできないのであれば、よっぽどお互いの求めるものが合致していない限りご縁なんて芽生えないであろう。
「与えられたことをただやっているだけで、そこから何かを吸収していくことがない」と判断されてもおかしくないだろう。