風はありません,お日様が,ポカポカそそぎます。
一足早く,春が来たようです。
朝のルーティン,庭に出てコーヒータイムをしていました。
『チッ,チッ,チッ,チッ』
メジロのペアが仲良く,梅の木に吊るしたミカンを啄んでいます。

“あっ!! メジロが!!”
定番のヒヨドリではありません。
金木犀から現れた,メジロです。
『チッ,シャアー,ツツツウ』
ミカンを啄んでいたペアに,猛スピードでアタックです。
驚いた二羽は,側のとちの木に避難です。
『チッ,チッ,チッ』
ペアを追っ払ったメジロに,もう1羽が加わります。
新しく出現したペアは,ニオイミズキのミカンを啄みます。

“あっ,攻守が替わった”
今度は,とちの木に避難したペアの一羽です。
『チッ,シャアー,ツツツウ』
ニオイミズキのペアに突っ込み,またミカンを確保します。
庭に吊るしたミカンは,4個あります。
梅の木に2つと,ニオイミズキに2つです。
ペア2組,仲良く食べればちょうど良いはずなんですが・・・
そうはいかないようです。
『チッ,シャアー,ツツツウ』
『チッ,シャアー,ツツツウ』
しばらくは,そんな争いが続いたんですが・・・・
いつの間にか,決着がついたようです。
夕方には,争いもなく一組のペアが,仲良くミカンを啄んでいます。

“どっちのペアが勝ったんかなあ?”
「君は,知らんかぁ?」
久しぶりに庭に現れた,野良猫「しろ」に聞いてみたんです。
「しろ」は,振り向いて答えます。

『爺さんのように,暇じゃあ無い!!』
一足早く,春が来たようです。
朝のルーティン,庭に出てコーヒータイムをしていました。
『チッ,チッ,チッ,チッ』
メジロのペアが仲良く,梅の木に吊るしたミカンを啄んでいます。

“あっ!! メジロが!!”
定番のヒヨドリではありません。
金木犀から現れた,メジロです。
『チッ,シャアー,ツツツウ』
ミカンを啄んでいたペアに,猛スピードでアタックです。
驚いた二羽は,側のとちの木に避難です。
『チッ,チッ,チッ』
ペアを追っ払ったメジロに,もう1羽が加わります。
新しく出現したペアは,ニオイミズキのミカンを啄みます。

“あっ,攻守が替わった”
今度は,とちの木に避難したペアの一羽です。
『チッ,シャアー,ツツツウ』
ニオイミズキのペアに突っ込み,またミカンを確保します。
庭に吊るしたミカンは,4個あります。
梅の木に2つと,ニオイミズキに2つです。
ペア2組,仲良く食べればちょうど良いはずなんですが・・・
そうはいかないようです。
『チッ,シャアー,ツツツウ』
『チッ,シャアー,ツツツウ』
しばらくは,そんな争いが続いたんですが・・・・
いつの間にか,決着がついたようです。
夕方には,争いもなく一組のペアが,仲良くミカンを啄んでいます。

“どっちのペアが勝ったんかなあ?”
「君は,知らんかぁ?」
久しぶりに庭に現れた,野良猫「しろ」に聞いてみたんです。
「しろ」は,振り向いて答えます。

『爺さんのように,暇じゃあ無い!!』