“君が来たから,メジロが隠れたぞ”
メジロの先客がいる庭に現れた,ヒヨドリです。
ヒヨドリはとちの木に止まり,ミカンにもメジロにも興味はなさそうに見えます。
しかし,いつもヒヨドリに追われているメジロです。
せわしなくミカンを啄んでいましたが,素早く山茶花の垣根に飛び込みます。
「もう良いぞぅ」
メジロとヒヨドリでは,どうしてもメジロ贔屓になります。
ヒヨドリを爺さんの「眼力」で,追い払いました。
「キョロ,キョロ,チョン,チョン」
安心したメジロのペアは,またミカンを啄み始めます。
「うわっ!!」
思わず声が出ます。
メジロが,ミカンに顔を入れた瞬間です。
追っ払ったはずのヒヨドリが,どこかに隠れていたに違いありません。
『シュワァー,シュッ』
羽音を立てて,メジロに向かって来ます。
『パサ,チッチッ』
・・・・・
“1羽は,山茶花の中に逃げ込んだのは確かだ”
“もう1羽のほうが・・・”
メジロは,瞬時に身をかわした様にも見えました。
ぶつかられて,そのまま飛んでいったようにも見えました。
あまりの速さに,ヒヨドリもメジロの動きもわかりませんでした。
“もしかして,爺さんの相手をしたばっかりに・・・”
“ペアが,いつの間にか1羽になっていたことがあったし・・・・・”
“・・・・・ ・・・・・”
“良かった,良かった やっぱり,メジロは俊敏だ”
ヒヨドリの襲来を受けて,30分後です。
ペアのメジロは何事もなかったように,ミカンを啄んでいました。

今日は旧暦のお正月,
めでたし,めでたし よかった,良かった。

メジロの先客がいる庭に現れた,ヒヨドリです。
ヒヨドリはとちの木に止まり,ミカンにもメジロにも興味はなさそうに見えます。
しかし,いつもヒヨドリに追われているメジロです。
せわしなくミカンを啄んでいましたが,素早く山茶花の垣根に飛び込みます。
「もう良いぞぅ」
メジロとヒヨドリでは,どうしてもメジロ贔屓になります。
ヒヨドリを爺さんの「眼力」で,追い払いました。
「キョロ,キョロ,チョン,チョン」

安心したメジロのペアは,またミカンを啄み始めます。
「うわっ!!」
思わず声が出ます。
メジロが,ミカンに顔を入れた瞬間です。
追っ払ったはずのヒヨドリが,どこかに隠れていたに違いありません。
『シュワァー,シュッ』
羽音を立てて,メジロに向かって来ます。
『パサ,チッチッ』
・・・・・
“1羽は,山茶花の中に逃げ込んだのは確かだ”
“もう1羽のほうが・・・”
メジロは,瞬時に身をかわした様にも見えました。
ぶつかられて,そのまま飛んでいったようにも見えました。
あまりの速さに,ヒヨドリもメジロの動きもわかりませんでした。
“もしかして,爺さんの相手をしたばっかりに・・・”
“ペアが,いつの間にか1羽になっていたことがあったし・・・・・”
“・・・・・ ・・・・・”
“良かった,良かった やっぱり,メジロは俊敏だ”
ヒヨドリの襲来を受けて,30分後です。
ペアのメジロは何事もなかったように,ミカンを啄んでいました。

今日は旧暦のお正月,
めでたし,めでたし よかった,良かった。