やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

目を優先した方が・・・

2016-01-11 07:54:02 | 今日のやれこら
朝の気温は0度,冷気の中に青空が広がります。
“おっ,紅梅が咲いた”


昨日まで蕾だった紅梅が,2輪花を咲かせているのに気が付きます。
いつもの年より,ひと月も早い開花です。

「ブルブル,カタカタ,カタカタ,ブルブル」
“手が震えて,上手く持てない・・・これじゃ落とすがな”

右手に箸,左手に汁碗,昼食中なんですが・・・
左手が小刻みに震えて,力が入りません。
無理に力を入れようとすると,余計震えが強くなり,お碗を落としそうです。

震えは,脳神経から来ているものでは有りません。
思い当る節が,有ります。

“そう言えば,梅や柿の木の消毒をしないとなぁ”
梅の開花に刺激され,畑の「生り木」の消毒を思い付きます。
“さすが国産,快調だ”

5年前に買った,家庭用「電池式」噴霧器です。
「ウインウイン,シャァーシャァーシャァー」
右手に噴霧パイプ,左手にタンクを「さげて」作業開始です。

“ついでにやるか”
梅と柿の木の消毒は,快調に30分で終了です。
「ついで」の庭木消毒を始めたんですが・・・

「左手」が・・・
噴霧器は5L用,満杯にすれば5kgは有ります。
段々軽くはなりますが,じっと「さげて」いるのは「ジワジワ」腕に応えるんです。
“そうだ,腕を替えれば”
左右,腕の役目を変えてもみました。
ですが,使い慣れない左手がメインではかえって不自由,結局元に戻します。

“ふぅー,やっと終わったか”
梅と柿+庭木,2時間かけて消毒は終了しましたが・・・
重いタンクを長時間「さげて」いた「左手」に,力が入りません。

「これぐらいで,腕にこたえるようではなぁ
              毎日腕立て伏せでもするかなぁ」

噴霧器の後片付けをしながら,言います。
すると,様子を見ていた連れ合いが言ったんです。

『鍛えるのは,目を優先した方が・・・』

「ん? なんで?」

『そこに付いている幅広の紐は,タンクを肩にかけてするためじゃないの』