やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

寒い朝 Ⅱ

2016-01-21 07:25:25 | 今日のやれこら
“雪だ,雪だ”
昨夜の雪が,辺り一面に積もっています。
当地,今朝の日の出は7時12分です。
昇ったばかりの朝日に,雪がキラキラして見えます。


“どうせなら,もう少し積もっていれば”
我が家は瀬戸内,海の近くです。
雪が降るのは年に数回,積もる事など滅多に有りません。

「野も山も,一面真っ白,純白の世界」

触りたくなります。
踏みしめたくなります,思わず口に含みたくなります。
丸めて投げたくなります。

何故か「ワクワク,うきうき」してきます。
雪景色は,童心にかえしてくれます。

そして,思い出も連れて来てくれます。
50年前です。
私は 初心な高校生
声もかけず 名前も知らずに3年間
橋の真ん中あたりで すれ違い
彼女は こちら側へ 私はむこう側へ
毎日会うのに挨拶もせず 知らん顔

時間は同じです。
いつも橋の上です。
他校に通う,自転車同士ですれ違う女子高校生がいたんです。

ある日の橋の上 雪でよろよろ
ぶつかってはと 左に寄って
ハンドル取られて すってんコロリ
急ぎ起き上る私に ちらっと彼女の視線
期待しました 優しい言葉
期待しました 初会話

女学生は黙ったまま 何事も無かったように
颯爽と すれ違って行きました

以後 
声もかけず 頭も下げず すれ違い