サルバトール・だれ?  by 澁澤寅彦

笑いは地球を救う。
妻Rは足下をすくう

ニューヨークへ

2003-08-18 16:28:32 | Weblog
日曜日の全日空でニューヨークへ。
一緒に行くのは同僚のT君。今年の初めのロンドン・スイス出張に一緒に行ったのだが、その際に
私「T君、ロンドンは初めて?」
T君「いや、海外がそもそも初めてです」
と、私を成田で慌てさせてくれた子である。

前日土曜の夜に、「NYの停電で、我々の乗る飛行機がそもそも着いていないかも知れない」と思いつき、全日空のホームページで調べたところ、やはりNYの出発が半日遅れていて、11時発の我々の便も出発が2時間半遅れている。
「こんなところに気が着くなんて、なんて旅慣れたビジネスマンだろう。通訳ガイドができるなぁ」と我ながら感心し、T君にも連絡。
当日はゆっくりペースで成田に到着した。

受付カウンターでは「出発が遅れて申し訳ございません。お詫びのお食事券でございます」と3000円券をそれぞれもらう。
私「こんなにもらえるんだったら、「なに~、それは困るよ。どうなっているんだ」と怒鳴ったら、1万円券くらいもらえたかねぇ」
T君「遅れているのを知っていて、本来の出発時刻くらいに飛行場に着いていて、それは言えないでしょう」

日本最後の食事になるかもしれないと、それほどお腹のすいていなかった二人であったが寿司屋に。満腹になる。

その後は入国審査の後、買い物。
今回は荷物が少なくて、鞄が軽いのだが、妻Rからは「ぎっしり詰めて帰っていらっしゃい」と言われている。

目の前にあった「フェラ●◎」の店に入って、女性物のバッグを見ながら、しばし可愛い店員さんと話をする。
店員A「これが新作でございます。日本には未入荷です」
私「(日本に未入荷って、ここはどこだい?)町なかで買うよりどのくらい安いの?」
店員A「消費税と関税とで、こちらの商品ですと1万円お安いです」
私「ふーん。(定価が出ているってことは、もう売ってんじゃないの?)ちょっと考えます」
その後妻Rに電話して、家族会議。電話でバッグの説明するのだがやはり物がないとイメージがわかない。私の説明もつたないのだが。
私「こんな時にカメラ付き携帯があると良かったのに。そうだ、店員さんのカメラ付き携帯で写真を撮ってもらって送ろう」

これはなかなかすごい作戦だと思いつつ、再度「フェラ●◎」へ。
店員さんの反応は
店員A「職場への持込が禁止されているので、持っていないんです」

オヤジに携帯の番号を聞かれたと思って警戒されたか。あえなく敗退。
妻Rはバッグを一つ買ってもらい損ねた。



献血

2003-08-18 16:27:04 | Weblog
新宿駅の献血ルームで、献血協力依頼の呼び込みをやっている。
1990年代にロンドンにいた我々は、狂牛病のおそれから、日本での献血が出来ないのだが、この前を通るたびに協力できない自分を後ろめたく感じる。
しかし最近の献血による肝炎感染の記事などを目にすると、よほど僕の血の方が安全だと思うのだが。牛肉食べていないし。



元カレ

2003-08-18 16:25:47 | Weblog
新宿に向かう電車で、前の席にカップルが座っていた。
男性は女性のヴィトンのバッグを開けて中身チェックをしていた。
どうやらヴィトンは彼が買ったものらしい
男「(あるものを見つけて)あれっ、これは?」
女「あれっ、それ貴方に買ってもらったんじゃなかったっけ?あぁ、元カレに買ってもらったんだ」

妻R「いいなぁ元カレ。私なんか今カレにも何も買ってもらっていない」