球春到来

2006 Jリーグディビジョン1 第1節
ヴァンフォーレ甲府 0-2 清水エスパルス＠小瀬
清水の得点：ジェジン（14）、枝村（81）

開幕戦がひっじょーに苦手な清水は、なんといきなり富士山ダービー（＝vs甲府）。しかもアウェイ。どうなることかと心配していましたが、どうにかJ1の先輩としての面目躍如。勝ったようです。試合の放送はまだ見れず、経過を見るとずいぶん押し込まれたようですが、ともかく勝ったことに意義がある。うん。

胸からJALがいなくなりました。が、お隣よりは良いと思います（ごめんね磐田）。


Liga ESPANOLA 1ª DIVISIÓN - Jornada 26
Real Madrid C.F. 2-1 Atletico Madrid S.A.D.
マドリーの得点：カッサーノ（4）、バチスタ（40）
アトレチコの得点：ケジュマン（27）

「ダービーをライブ放送でお届けします！」とか鼻高々に宣言して番組が始まったとたん、現地音声は混じるわディレクターか誰かの声は聞こえてくるわの、相変わらずな某Wさんでした。そういえば昨シーズンも大切な試合（＝クラシコ）でやらかしてくれましたよね、放送事故。だから上手く放送できないコンテンツに手なんか出さなきゃ良いのに。

ロナウドのいないマドリーは1トップにカッサーノを置きました。リーガでは初スタメン。ピボーテはトミーさん（＝グラベセン）、中盤に左からジダン、グティ、バチスタ、ベッカム、って感じでしょうか。右SBはサルガド、CBはエルゲラとラウル・ブラボ。ラウルにロビーニョ、シシーニョはベンチスタート。

良かった人：カッサーノ、バチスタ、トミーさん、サルガド。
カッサーノは大分身体が絞れてきたんでしょう、良い動きでした。というかやっぱり上手い。飛び出し方やすり抜け方、もっと身体がキレてきたらと思うとわくわくします。イタリア代表に入るためにも、本人もがんばるだろうし。バチスタも献身的にがんばって動いている、という印象が残りました。トミーさんは相手のフェルナンド・トーレス君に顔を近づけて威嚇してました。怯えるな、トーレス。根は優しい人だから。サルガドはアトレチコ右SHのマルティン・ペトロフを良く抑えました。最近はスタメン落ち、試合に出れないこともありましたが、ここで反発して戦えるのはさすがです。熱かったなあ。

ということでまずは第一関門クリアですが、水曜のアーセナル戦はどうなりますか。試合全体を通していえば圧倒できていたわけではなかったし…。それからやはりロナウドやラウルの力は必要だと思いますが、ベストの布陣において彼らをどう活かすか。ロビーニョも使いたいし、でもカッサーノも良さそうだし…カロ監督がんばれ。


引き続き放送されたバルサ－デポルはハーフタイムまでは見ていたのですが、さすがに2試合続けてS藤氏の解説を聞き続けるのは苦行だったので、そこでダウンしました。だから後半の様子は知らないのですが、

アンドラーデ、膝蓋腱の損傷でW杯に別れを告げる。
本当に今シーズンは大怪我が多い。デポル＆ポルトガル代表のジョルジュ・アンドラーデが長期離脱のようです。残念です。

ロナウドはデルビーに出ない

マドリーの新会長、フェルナンド・マルティン
ペレスさんの後任、フェルナンド・マルティン新会長は、ずいぶん熱い感じでした。ペレスさんが常に穏やかな話し方をしていたのに対し、ずいぶんはっきりした口調で就任演説？をしていました。その後選手たち個々人と少し話し合ったりしていたようです。

明日土曜日には、ビアンチさんが辞めて以来絶好調状態のアトレチコとデルビー・マドリーを戦います。マジョルカでの敗戦、ペレス会長の辞任などを受けて、ファンの怒りは甘ったれの選手たちに向かっています。ベルナベウで行われるデルビー、ファンに謝るためには何が何でも勝たなければ。

ところがロペス・カロ監督は、デルビーに向けた召集選手リストから、なんとロナウドをはずしました。

確かにブラジル代表組はロシアからの帰着が遅れたのでコンディションが不安だということもあるでしょうし、水曜日にはこれまた大切な大切なアーセナル戦が控えてもいますし。でもフルで出たシシーニョもよばれているし、ロビーニョだってロベカルだって。何よりデルビーだってむちゃくちゃ大事な試合のはずであります。
単に休養・温存か。それとも、ペレスさんが辞任したからか、アーセナル戦前の発言やマジョルカ戦でのパフォーマンスが尾を引いているのか…つい邪推したくなりますね。

召集リストは次のとおりです。
GK：イケル、ディエゴ・ロペス
DF：サルガド、ロベカル、エルゲラ、シシーニョ、ラウル・ブラボ、メヒア
MF：ジダン、バチスタ、ロビーニョ、グティ、グラベセン、ディオゴ、ベッカム
FW：ラウル、カッサーノ、フラド

サスペンション：セルヒオ・ラモス
監督判断による欠場：ロナウド、パボン
負傷欠場：P・ガルシア、ウッディ、ミニャンブレス

負傷からグティが復帰しました。そして、ラウルとカッサーノの先発の可能性があります。実は、ぜひぜひ先発からじっくり見てみたいと思っているコンビ。好調アトレチコ相手にほぼぶっつけ本番みたいなセットなので不安はありますが、2人とも代表に行かなかったので休養十分。楽しみです。


親善試合：スペイン　3-2　コート・ジボワール
スペインの得点：ビジャ（23）、レジェス（72）、ファニート（85）
コートジボワールの得点：ケイタ（13）、カルー（47）

スペイン
GK：イケル
DF：セルヒオ・ラモス、プジョル（46、サルガド）、パブロ・イバニェス（80、ファニート）、アントニオ・ロペス
MF：アルベルダ（69、モリエンテス）、シャビ・アロンソ（58、セナ）、セスク、ルイス・ガルシア（46、ホアキン）
FW：ビジャ、F・トーレス（65、レジェス）

いまさらですが、予想フォメまで張った以上始末はつけておこうかと思うので。
試合の2日前までは雪で真っ白に覆われていた「プセラ」ことバジャドリの本拠地で試合は行われました。もちろん当日はきちんと芝生は緑色。でもすごーく寒そうで、コスタ・デ・マルフィルのサブの皆さんは毛布でがっちり防寒。ちなみにスペインのベンチも毛布を膝にかけていましたが、めまいがするような悪趣味なデザインの毛布でした（紫と灰色の気持ち悪いヒョウ柄みたいな感じ）。さすがスペイン。


先発は予想フォメとは少し違い、セナではなくシャビが出てました。アルベルダ、セスク、シャビがフラットな感じで3人ピボーテ。開始10分ほどで先制されますが、相変わらず調子良さそうなビジャが相手GKにシュートを当てたものの跳ね返りをすぐさま頭で押し込んで、ゴール。
後半も立ち上がりすぐに点を取られてしまいました。が、コートジボワールの得点は2点ともかなりきれいな感じだったと思います。きれいな得点といえばレジェスも。後半はピボーテを2枚にし、レジェスやホアキンを次々に投入して「いつもの」になりました。ちょっとホアキンが元気なかったような。そしてセスクが各所で絶賛されております。やはりピボーテが最難関かも。
途中から先発右SBだったセルヒオ・ラモスがCBに移りました。幸か不幸かマドリーで慣れてきたおかげですね。多少不安はあるものの、いざとなったら複数ポジションをカバーできるのは良いことだと思います。

スタメンで出ていたルイス・ガルシアが10番をつけていないので「あれ？」と思ったのですが、10番を奪っていたのはMさんでした。その心を想像するに、やっぱり良かったとき（＠モナコ）の番号をつけて少しでも調子を取り戻したいんだろうなあと。そんな切ないMさんは20分ほどプレイ時間をもらいました。動きは悪くなかったようですが、シュートに関して言えばGK正面にドカッと蹴りこんだ以外はあんまり…。次（があれば）がんばりましょう。

スペイン予想フォメ

ペレスさん辞任のおかげで、スペイン代表関連のニュースははるかかなたに追いやられてしまいました。が、今夜が試合です。親善試合コスタ・デ・マルフィル（＝コートジボワール）戦。まずはelmundo.esから予想スタメン。


一瞬「え？」って感じのフォーメーションですね。信用できるかどうかはわかりませんが。アルベルダとセスクにM・セナを中盤に置いて、ルイス・ガルシアを前目に上げる。2トップは現在好調のビジャ＆トーレス。スペインといえば、のサイドアタックを今回は封印するということでしょうか。サイドが封じられたときの解決策を探るためか、使ってみたい人を並べていたらこうなってしまったのか。バックラインの4人は、今はこれがベストでしょうね。何人交代できるかわかりませんが、後半はレジェスとホアキンを入れてサイドを使った攻撃もやってみるんじゃないかなー、なんて予想してます。できればMさんも使っていただけると嬉しいですが贅沢は申しません。
対するコートジボワール。アフリカ・ネイションズカップとリーグ・アン、プレミアシップのおかげか、ドログバ以外にも知っている名前がちらほらおります。良い試合になるんじゃないかなあ。

試合は明朝6時からですが、日本での放送はございません。TVEのスポーツニュースでは「TVE1で放送しますよ～」と告知してますが、日本だとたぶん見れないんだろうなあ…。スペイン代表に優しいNHK衛星第1も、今のところ放送の予定はなさそうです。2週間くらい遅れていても良いから放送して、てお手紙してみようかな…。