2017/2018 UEFA Champions League Quarter Final 1st-leg
Juventus 0-3 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、クリスチアーノ・ロナウド、みんなのマルセロ
まさかこんな展開、ここまでの結果になるとは思いませんでした。すごい、とにかくクリスチアーノすごい。ただなんかもうすごいものを見た。なんて表現したらいいのか、理屈や予想を軽々と超えてゴールを決め続けていく、ものすごい存在なんだと。あの2点めでスタジアム中からスタンディングオベーションを受けたのは、以前ベルナベウがデル・ピエロに拍手を送った時のことを思い出させました。ちゃんと感謝の姿勢を見せたクリスチアーノもさすがだった。
ただ、クリスチアーノだけではなく、チームそれぞれがよくやってくれた、よく頑張ったと思います。ユーベが10人になるまではマドリーも余裕がある展開だったわけではなく、特に前半は何度もゴールに迫られた。それをビッグセーブしてくれたナバス、ギリギリで跳ね返していたラモスやヴァラン。カルバハルもよくファイトしていたと思います。カゼミロ、モドリッチ、クロースの中盤は、ボールを持つと狙われプレッシャーをかけられる苦しいポジションだったと思いますが、そこを耐えながらうまく動いてボールを回していくのは、もうこの3人はさすがですね。スペイン代表でハットトリックした分余計に、マドリーでのパフォーマンスとの差が取り沙汰されていたイスコ、試合全体ですごく目立つというわけではなかったですが、前後に左右によく走り、シンプルに仕事をこなしていたと思います。その結果、クリスチアーノ1点めのアシスト、マルセロのゴールへの関与。しかもMARCAによれば、パスが54本中54本の成功率100%だったそうで、この状況で先発起用してきたジダンの信頼に十分に応えたと言えると思います(これこそがジダンの選手掌握術でもあるかと)。
あと、マルセロはマルセロでした。これだからマルセロはたまらない。(先発全員に触れたので…ベンゼマは、まあちょっと影薄かったですけど、ゴール前で潰れ役とか、ベンゼマらしい貢献の仕方だなと思いました)。
よりによって一番もらってはいけないラモスが警告を受けて2nd-legはサスペンション。ナチョが負傷している今、ヴァランと組むのはバジェホか(ラス・パルマス戦はなかなか良かった)、あるいはカゼミロか。こうした不安要素があるという意味では、3点のリードがあるとはいえ、次も勝ち抜けに向けて確実な試合をして欲しいと思います。
その前に、デルビー・マドリーです。
試合は良くなくても、ロナウドとチームの流れは続いているように思います。
このまま、1つ1つその先へ。
今年に入ってからの活躍は神懸かりを感じます。
チームもこの調子を維持して頑張ってほしい‼︎