月のたび

日々の日記

誰かのために

2018-12-17 04:51:16 | 政治(・・・?)
12月15日土曜日は政府主催の拉致問題シンポジウムがあり、自宅から各駅停車を乗り継いで参加した。

曇りの寒い日で、この冬初めての厚いコートでも、冷えた。

どうして拉致問題に関心を持つのだろうか?

きっかけは、ちょっとしたことだ。

普段の何気ない生活で、気がつかない何か大事なものがあると思ったからだ。

自分でもよくわからないし、とても説明しにくいのだが、大事な何かを見失って生活している気がするからだった。

「一体、自分は何の為に生きているのだろう?」ってよく思う。けれど、よくわからないので、考えないのが普通だ。

「何がしたいのだろう?」も、よくある。それもわからない。

けれど、大事な家族が拉致された方々がいて、間近に目にして、心の中のありようを聞いていると、失ってはならない大事なものを感じる。

それでも、この人たちは、家族がいなくなってしまったけど、こうして自由に発言できたり、互いに助け合ったり、できることだけでも、幸せな充実した人生を生きている気がする。自由があることが、どれだけ人にとって大事なことか。ではこの私はどうか、本当のところ、わたしだって、すでに幸せのはずだ。

もう十分幸せである自分がいて、なのにまだ満たされない気持ちがあるのはどういうことだろう?

おそらく、「誰かのために」というのが本当なんだろう。自分が幸せだと思ったら、誰かのために手助けする。そうすればもっと幸せになれる。

人のために自分の大事な命や時間を使うのが本当だと思ってきている。それが、拉致被害者のご家族を見て、いつも思うことだ。

この自由な社会に生活できて、困難だけれど、支えあえる仲間がいるのは、なんて幸せなことだと思わないだろうか。その場に居合わせることができる私も心から本当に嬉しい。

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