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丸山は、二杯目のシャトー・ノートンを美紀に注文した。
美紀から聞いたマスターは、シャトー・ノートンをワイングラスに注いだ。
そして冷蔵庫から赤い塊を取り出し、もう一つのワイングラスに入れ、シャトー・ノートン
を注いだ。
二つのワイングラスが美紀によって、丸山と美鈴の席に届けられた。
「わっ!」
美鈴は感嘆の声をあげた。
「私のワイングラスには、赤いハートが入っている!
これは?・・・・・・・」
美鈴は、これはプロポーズかしらと思いながら丸山を見つめる。
「美鈴さんの苦手な赤ワインのハートの氷だが、ぜひ受け取ってほしい!」
美鈴は、ゆっくりシャトー・ノートンを飲み始めた。
そしてそれを飲み干すと、グラスの底には赤いハートだけが残った。
この赤いハートが丸山と美鈴の運命を決めるのだ!
美鈴はワイングラスの底を上にあげ、赤いハートを口に含んだ。
渋い、酸っぱいと思って、一瞬目を閉じた。
「あれ?」
美鈴は目を開けると、
「甘くておいしい!」
赤いハートの氷は、フランス地中海地方バニュルスの天然甘口赤ワインであった。
美鈴は、丸山に微笑みかけて、頷いた。
丸山は、二杯目のシャトー・ノートンを美紀に注文した。
美紀から聞いたマスターは、シャトー・ノートンをワイングラスに注いだ。
そして冷蔵庫から赤い塊を取り出し、もう一つのワイングラスに入れ、シャトー・ノートン
を注いだ。
二つのワイングラスが美紀によって、丸山と美鈴の席に届けられた。
「わっ!」
美鈴は感嘆の声をあげた。
「私のワイングラスには、赤いハートが入っている!
これは?・・・・・・・」
美鈴は、これはプロポーズかしらと思いながら丸山を見つめる。
「美鈴さんの苦手な赤ワインのハートの氷だが、ぜひ受け取ってほしい!」
美鈴は、ゆっくりシャトー・ノートンを飲み始めた。
そしてそれを飲み干すと、グラスの底には赤いハートだけが残った。
この赤いハートが丸山と美鈴の運命を決めるのだ!
美鈴はワイングラスの底を上にあげ、赤いハートを口に含んだ。
渋い、酸っぱいと思って、一瞬目を閉じた。
「あれ?」
美鈴は目を開けると、
「甘くておいしい!」
赤いハートの氷は、フランス地中海地方バニュルスの天然甘口赤ワインであった。
美鈴は、丸山に微笑みかけて、頷いた。
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