ワインバーでのひととき

フィクションのワインのテイスティング対決のストーリーとワインバーでの女性ソムリエとの会話の楽しいワイン実用書

4 猛獣使いのプリンス 124ページ目 

2010-08-05 22:57:52 | ワインバーでのひととき1~5アイデア集
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社長   和さんとワインを飲むのは楽しい!

和音   こちらこそ貴重なワインを飲ませていただいて!

社長   次にテイスティング対決に移ってもよろしいですか?

和音   ええ、いつでも!

社長   テイスティング対決は3番勝負です。

     一つ目は、ワイン名を当ててもらいます。

     二つ目は、スパイス名の勝負です。

     三つ目は、再びワイン名当てです。

和音   承知しました。

社長   それでは、紙に包まれたワインを開けます。


 社長の専属ソムリエによって、ワインが注がれた。


和音   これは、ボルドーのワインだと思います。

     ボルドーのワインの中でもカベルネ・ソーヴィニヨンのウェートが非常に高い味

     わいがする。

     これは、シャトー・ムートン・ロートシルトに間違いない!

     ヴィンテージは?

     おや?

社長   どうされました?

和音   白浜さんのように、私も動物の気配を少し感じました。

白浜   ワインのラベルから?