@世間は思いもかけない展開が自分の身に起こることもある。この書にある様な、事件に突然巻き込まれ、容疑者から被告人になってしまうことだ。世の中、権勢欲、出世欲、金銭欲、所有欲、性欲、など様々な欲望が渦巻いており他人の「罠に嵌る」事するある。果たして犯人は誰なのか最後に思わぬ展開で終わるミステリー小説だ。信頼している人物こそ裏切り、妬み、罠にかけることは現実にもある。被告人になった時:弁護士の言葉『真実には抗えないないという態度』
『推定無罪(下)』スコット・トウロー
「概要」検事が一転容疑者となる…。思いもかけぬ展開に、権勢欲、出世欲、金銭欲、所有欲、性欲、あらゆる欲望の渦巻く複雑な人間ドラマがあらわになり、意外な結末へとなだれこむ。歴史に残る法廷ミステリーの傑作というにとどまらず、制度そのものへの批判を含んだ社会小説としても評価された一級品。
ー被告者となったラスティは弁護士スターンと綿密な打ち合わせをかせねる。だが検察側が提供する多くの証拠品にはラスティの本人のものだと断定でき、覆すのが至難となる。
ラスティは情報不安定、不眠、病的な不安など最悪な状態へと移る。
ー公判中に弁護士は「リスティ・サビッチ氏が罠にかけれらたと主張」すると判事、検察側での態度、姿勢が一変する。その標的にされたのがラスティの次席検事補を狙っていた検事が狙われる。一方、警察官の中には被告者関係等から賄賂をもらい、釈放を早めにしてもらう約束などしており、その中には検察官も存在した証拠を掴む。それを操作管理していたのが殺害されたキャロリン検察官であり、上司の判事リトルだったことをも情報を得た。
ー裁判は検察官と監視官による偽証を見せつけたが、決定的な証拠は被害者は避妊手術を数年前にしていた事で、公判する前に判事の判断で無罪となった。だが、では誰が犯人なのか。しばらく家で庭を手入れしているとそこには血と髪の毛がついた凶器があり、思わぬ展開を見せる。
ー夫婦関係、3角関係、嫉妬、妬み 入り混じった感情が事件を引き起こし、思った以上に悩み苦しむ結果になった。
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