@「書く」とは「考えないこと」で生まれる文章が多い、と言う。小説家など夏目漱石の1日24枚以上書き上げる思考はそこにある、と言う。言葉はどんな世界でも描き出せる どれだけ想像力を持って「考えない」で書けるか。「仮面の私」となり、思った事を書き続づける癖を持つ事だともいう。「好奇心」「直感」「創造力」「発想力」さらに「子供の目・大人の目」など目の付け所などでの変化で言葉・文章は生まれる。生成AIを利用した小説、付随したイラストなどは今後多く出回ることになると感じる。
『「書く」ってどんなこと?』高橋源次郎
「概要」メール、SNS、日記など、これまでにないほど日常に浸透している「書く」という営み。でも、みんなの「書く」の当たり前は間違っている?! 文章は頭で考えて書いていない? 読むより書くほうが簡単? 作家として書き続けて40年、私たちが気づいていない「書く」の本質に初めて迫る。
ー当たり前を当たり前にしない、何かに気がつくこと
・創造力、思考力を鍛える、「存在するもの、存在しないもの」
・一つの写真、一つの物、一つの出来事をいかに捉えて表現できるか
・「好奇心」「疑問」を持って眺める
・「直感」「驚き」「体験」
・「子供の目」「大人の目」
・「なんでもないもの」
・「昼の私」と「仮面の私」(考えることと考えないこと、言えることと言えないこと)
・なんでもないものが、ないでもなくころがっている。常に何かであると語る
・「言葉」には意味がある、それを判らないとしても「気配を感じる」にするで「理解する」
ー夏目漱石は「坊ちゃん」を1日あたり二十四枚から三十枚書き上げた
書き損じた原稿用紙はたった一枚だった
ー井原西鶴は1日で23500の句を詠んだと言う(考える時間がないことで可能とした行動)
ー「書く」取り組み方
・自由にどんな物でも書きたいことだけ書く
・自分自身と時代をモデルにしてみること
・「詩」に関係ある小説にすること
・伝えたい人、読んでもらいたい人を思って書くこと

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