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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

たとえ指一本でも・・・。

2013-12-07 06:54:58 | 日常
 指一本でもとんでもない支障が出る。
 そんなことを昨日のサークルで話していたら、KBさんは、
「実はこの絆創膏の下、爪がないの、爪をはがしたの。庭で土を触って黴菌が入ったらしいの。医者へ行ったら注射してエイッって剥ぎ取ったけど、その痛さったら・・・悲鳴よ」
「指一本どころか、爪一枚でもどうしようもないわ。水に触れないようにって・・・大変なの。それにね、爪がないと、指先がグニャって曲がるの」
「・・・」

 震撼として会話も途絶えるほどの衝撃。

「わたしたちって、何か些細なことでも大事になるの、気をつけなくちゃ。きっと身体が弱っているのね」
「ほんとうに・・・」
「何でもないことで、なんで?って感じよねぇ」

 土の中には細菌が沢山いるからと、近所のHさんは術後必ずビニール手袋をはめて外回りの草を抜いたりしている。「水も素手で触ってはいけない」って言われているのと、Hさんは苦笑していた。

 手から黴菌が入る・・・耳にタコができるほど聞かされている言葉。それでも・・・いえ、それだから心して注意しなければいけないのかもしれない。

 大雑把なわたし、何かあってからでは遅いぞ!と自分に言い聞かせている。

『ポラーノの広場』172。

2013-12-07 06:36:10 | 宮沢賢治
 わたくしも思わず、やれ、やれ、立派にやるんだと云ひました。するとミーロはたうとう決心したやうにいきなり咽喉掻きはだけてはんの木の下の空箱の上に立ってしまひました。

 思はずはシと読んで、詞。
 立派はリツ・ハと読んで、律、把。
 云ひましたはウンと読んで、運。
 決心はケツ・シンと読んで、結、新。
 咽喉はイン・コウと読んで、隠、講。
 掻きだすはソウと読んで、双(二つ)。
 木の下はキ・ゲと読んで、記、解。
 空箱はクウ・ソウと読んで、空、捜。
 上にはショウと読んで、章。
 立ってはリュウと読んで、留。
 
☆詞(ことば)の律(きまり)を把/つかんで運/めぐらせ、結(一つにまとめる)のは新しい。
 隠れている講(はなし)の二つの記が解(わかる)。
 空(根拠がない)を捜し、章(文章)に留めている。

『城』1467。

2013-12-07 06:27:59 | カフカ覚書
それはそれで結構なことですし、きっとクラムの意にかなっているにちがいありません。しかしね、実際はどんな具合かという段になると、わたしたちにはまるで雲をつかむようなことで、かいもく見当がつきません。

 クラム/Klamm→klan/氏族。

☆それはそれでよいことですし、クラム(氏族)の意志でもあるにちがいありません。でも、現実には事態を理解していないのです。