続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

元に戻る。

2013-12-30 06:49:03 | 日常
 元に戻る、元に戻すという何気ない作動・・・この中は、悲喜こもごもいろいろ複雑な事情がある。

 修復された人間関係、元の木阿弥の惨状、借金の返済、名誉挽回・・・。

 単純に考えて、(大)掃除も元に戻すという作業であるけれど、なかなかそうはいかない。降り積もった(?)埃、積み重なった薄汚れの付着(こんな所にも!)・・・驚愕はどこにでも待っている。


 ところでわたしが、(元に戻ったんだぁ)と感激したのは、ぎっくり腰(重い石を動かそうとしてギクッ、そのあと石材屋さんが運んでくれた)の痛みを感じなくなったこと。
 何時も痛いわけではない、何かの拍子に(オット)と走る痛み。用心していても忘れて(あ、痛っ)。

 あれから、一ヵ月半経った今・・・(おやっ)何をしても平気(治ったんだ!)やっと実感。
 でも優先順位が入れ替わっただけなのか、座ろうとして(痛っ)立とうとして(痛っ)、膝の痛みが再発(?)こちらは鈍痛なので気にしなければそれほどの事はない。(年寄りらしい動きになっただけ)

 腰の痛みよ、さようなら。
 膝の痛みに、こんにちは。

 元に戻ったわたしであります。

『ポラーノの広場』195。

2013-12-30 06:37:42 | 宮沢賢治
「承知しました。」給仕が食事につかふナイフを二本持って来てうやうやしくデステゥパーゴにわたしました。まるで芝居だとわたくしは思ひました。ところがデステゥパーゴはていねいにその両方の刃をしらべてゐるのです。それから


☆章(文章)を知/心に感じとり、究(きわめる)詞(ことば)。
 触(ものに触れて感じる)字を、弐(ふたつ)に翻(つくりかえる)。
 字を頼りに、暫し挙/ならべたて、試みる。
 了(はっきるわかる、物事の結末がつく)法(手だて)が、腎(要)である。

『城』1490。

2013-12-30 06:21:40 | カフカ覚書
モームスは、書類をテーブルにたたきつけると、立ちあがって、
「クラムの名において、わたしの質問に答えることを要求します」
「クラムの名においてですって!」と、Kはおうむがえしに言った。「いったい、わたしのことなんか、クラムは黄にしているんですかね」
「その点にかんしては」と、相手は言った。


☆モームス(要因)は、先祖の欺かれた記録を叩きつけると、立ちあがって「クラム(氏族)の名においてわたしの質問に答えることを要求します」
「クラム(氏族)の名において」と、Kは繰り返した。
「わたしのことを、深く悲しんでいるのでしょうか」
「それに関しては」と、モームス(要因)は言った。