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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

優先順位。

2013-12-15 07:15:12 | 日常
 ずっと膝が痛いと思い、膝に負担がかからないように心掛けている。ところが、ぎっくり腰を患って以来、重いものを持ったりして無理をすると、即腰にギクッと痛みが走る。(まだ治らないなんて、すでに1ヶ月を経過しているのに)

 驚いて用心するけれど、腰の痛みは馴染みが薄いので、ついうっかり忘れて「ア、イタタ」ということになって後悔してばかり。

 今では、膝の痛みよりも、腰の痛みの心配の方が大きいかもしれない。膝の痛みなど忘れるというか、ほとんど気にならないほど・・・。
 ああ、ものには優先順位というものがあることをしみじみ感じてしまう。哀しみはより大きな悲しみによって以前の悲しみを吹き飛ばしてしまうのと似ている。

 優先順位というとどこか違和感があっておかしいけれど、わたしの現在の一番は「いつ又ギクッといくか」という不安である。

 何もしていないときには何でもないのだから、大したことはないと高をくくっているけれど、若い時と違って些細な支障が後を引くことを肝に銘じなければ・・・。

『ポラーノの広場』180。

2013-12-15 07:05:49 | 宮沢賢治
 ファゼーロは泣きだしさうになってだまってきいてゐましたが、歌がすむとわたくしがつかまへるまもなく壇にかけのぼってしまひました。
「ぼくもうたひます。いまのふしです。」
 楽隊はまたはじめました。山猫博士は、
「いや、これはめづらしいことになったぞ。」と云ひながら又大きなコップで二つばかり引っかけました。ファゼーロは力いっぱいうたひだしました。


☆究(つきつめる)仮の談(はなし)。絡(つながる)他意は、太陽の平(平等)を吐く(言う)詞(ことば)の運/めぐりあわせである。
 幽(死者の世界)の題(テーマ)は字(文字)が、隠れた利器である。

『城』1475。

2013-12-15 06:42:28 | カフカ覚書
それに、紳士自身も、言いすぎたと判断したのか、せめてこの言葉のなかにふくまれているいかめしい感じがあとまで尾を引くのだけはかなわないとばかりに、ふたたび書類に没頭して、しきりに記入をはじめたので、部屋のなかにはペンの走る音しか聞えなくなった。

 感じ/fluchten・・・fluch/罵いの言葉、天罰。
 部屋/Zimmer→Thema/テーマ。
 ペン/Feder→fehler/不正確、過失。

☆それに、大群(大勢の死んだ人たち)も、過失を判断したの化、せめてこの言葉の中に含まれているいかめしい天罰の言葉がならんでいるのが、あとまで尾を引くのだけは適わないとばかりに再び書いたもの(書物)を熱心に見て、しきりに厳しくし始めたので、テーマを争い(不和)として聞くしかなかった。