東京の花めぐり

　朝4：30頃に起き、いつもの日課であるコーヒを淹れて仏様に栗饅頭とともにお供えした。今日はバスツアーでの桜巡りをするための早起きである。快晴であったが、昨日のなごりの風があった。

　5：40集合の場所へ行くため、5：10自宅を発つ。こんな時間にはバスなど走っておらず、車で行くためには駐車場が必要であり、このバス会社の営業所が始発で、そこに出掛けた。予定より早い5：35出発。ここでは11人の乗客だった。途中で次々と参加者を拾うため、友部、石岡、土浦などに立ち寄る。最期の土浦での乗客を拾ったのは7：35分だった。合計参加者45名。実に小生にとっては、無駄な時間を2時間過ごしたことになる。この時間は帰路にも費やされることになり、一番無駄時間の少ない人より、合計4時間も費やしたことなった。桜めぐり旅というより、バスに乗るための旅だった。

　小生は一人参加だったが、他の人は、友人とのグループ、夫婦参加ばかりだった。団体旅行の宿命で、このようなことはあり得るがそれにしてもひど過ぎた。ツアー計画のまずさだと思う。それに、そのことが申込時には分からないことが問題だ。こんなに無駄な時間を必要とするバス旅行には、今後、絶対に参加しないことにしよう。充実感がない。

　この旅の時間配分にも小生には合点がいかなかった。もっと居たいところが短時間だったり、不必要に長時間を強いられたりだ。小生は旅の間の留守をお願いする隣家の人にはお土産を買うが、その他では買わない。日帰りや1泊2日程度では留守はお願いしない。今回も靖国神社は非常に短く、遊就館はとても入館できなかった。一方、仲店などで賑わう浅草寺では長い時間を割り当てられ、時間を持て余した。参加者へのサービスだろうが、買い物をするであろう場所での時間を多く取っているようだ。小生は、買いものではなく、目的が違う。

　浅草寺を16：30ほどに発って、自宅に帰ったのは20時近かった。朝自宅を出たのが、5：10、最初の靖国神社に着いたのが10：10。すなわち、今回の旅行トータル時間約15時間のうち、バスで移動していた時間は8時間半だった。

　東京では風もなく、陽射しが強く暑く感じた。今回の訪問先は、

靖国神社ーー千鳥ヶ淵＝＝築地(自由昼食)＝＝浜離宮～～吾妻橋ーー浅草寺

(写真は左上から、往路バスの中から見えた富士山、靖国神社でのサクラ、千鳥ヶ淵のサクラ、昼食に摂ったマグロ丼(場外市場が混んでいたので場内に入ったが、そこも混んでいた。全く混んでいなかったこのすし屋に入ったが、マグロが今一で値段はこの半分でよいと思った）、浜離宮でのナノハナ、浜離宮でのサクラ、水上バスから眺めた隅田川畔のサクラ、同じく東京スカイツリーとサクラ、浅草寺でやっと見つけたサクラと東京スカイツリー)

　浅草寺では、宝蔵門の仁王が逆のように思った。すなわち右に吽形、左に阿形となっていた。二天門のそれをみたら、小生が思っていた通りの右に阿形像、左に吽形像となっていた。

　その他写真を載せる：

(写真は左から、靖国神社門扉の16弁の菊花、築地市場場内から屋根に並ぶユリカモメと飛び立つ日航機、サントリービルの壁面に映った黄金の東京スカイツリー、水上バスから見た東京スカイツリー）