つれづれ日記

~認知症に備えて~
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平成30年度(第35回)水戸学講座(第二講)

2018-09-09 18:12:56 | 学習・講座受講
 第一講に続いて、今年の水戸学講座第二講を受講した。前回に続いて本日も10時開始の所、10分ほど到着が遅れてしまった。道路の混み具合の想定が悪かった。本日は、元茨城県立高等学校校長・水戸史学会副会長の安見隆雄先生で、第二講の演題は「水戸の心と明治の心」-『教育勅語』をめぐって」だった。


 教育勅語をめぐっての話なので、教育に関する配布された資料の事例の概略説明・解説を受けた。
1.五箇条御誓文(明治元年・慶応4年3月)(率先垂範を神に誓う、大化の改新の先例)
2.学制の頒布(学事奨励に関する仰せ出され書)明治5年(1872)
3.福沢諭吉の『学問のすゝめ』(学問と自由独立の気概)
4.『ベルツの日記』(明治9年医師教師として来日
5.『大日本帝国憲法』(明治22年2月21日)
6.『教学聖旨』元田永孚(文政元年(1818)~明治24年((1891)。熊本藩士、時習館に学ぶ。明治4年1月、藩命で上京、5月に藩命および大久保利通の推挙により宮内省へ出仕し、明治天皇の侍読(侍講)となり、以後20年天皇への進講を行う。水戸学には、会沢正志斎の「及門遺範」・「新論」や栗田寛の「金鑑録」(神聖宝訓広義)などを通じて知識あり)、明治12年(1879)8月
7.『幼学綱領』頒賜ノ勅諭(明治15年、宮内省から配布)元田永孚著
8.「聖諭記」元田永孚、明治19年(1886)11月5日
9.「教育に関する勅語」明治23年10月30日
10.「教育勅語」と元田永孚
11.「教育勅語」の扱い
12. 終身教科書
13. 海外の評価 外国語訳と普及活動
14. 戦後、「教育勅語」の排除・失効の決議
15. 米国での道徳教育推進
16. 道徳科の授業と評価は子供を伸ばす(皇學館大學准教授 渡邊 毅氏、『日本』十月号)
17. 明治天皇の御聖徳